真夏のビデオまつり「トゥルース・オア・デア」「クローバーフィールド パラドックス」

朝と夜が涼しいのはうれしいよ。

インビジブル・ユース ニュージェネレーション
【1,000円】しばらく視聴してわかった。これは以前に見たイタリア製X-MEN少年版の続編か。調べたら主人公は同じらしい。美少年だったあの子が、ひねくれた青年になっている。なにがあった少年?! 前作にあったほのぼのとした少年時代がなくなり、かといってヒーローアクション物としては物足りない。

女子大生エヴァ 覚醒
【0円】これはひどい。悪い男にだまされて殺された主人公に悪魔が乗り移って生き返り復讐をする。悪魔のわりに殺し方がふつうすぎる。

ゲームオーバー(吹替版)

ゲームオーバー(吹替版)

  • ライネ・スワルト
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ゲームオーバー
【800円】高校のときにみんなで教師をいじめていた生徒たち。そんなこともすっかり忘れている数年後、山のキャビンで同窓会パーティーをしているところを襲われる。犯人はあの教師。鍵がかかって脱ぐことができないベストを着せられていて時間が来ると爆発する。ただし誰かを殺すと相手の残り時間が自分に加算される。最後の一人だけは助かる。友達どうしで殺し合いができるのか...設定は面白いが、全体的に薄味。もう少し生徒間の人間関係とか過去の因縁とかを持たせれば面白くなったかも。

トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~
【1,700円】安定のブラムハウス、本作も面白かった。仲間とメキシコ旅行に行った主人公たち。そこで呪いにかけられ「真実か挑戦か」のゲームをすることになる。呪いってなによ?と疑問を持たせないくらいのスピード展開、これは重要。アメリカに帰ると、目の前にいる友人だったり、見知らぬ人からいきなり「真実か挑戦か」と聞かれる。真実を選ぶと答えたくない質問をされ、挑戦を選ぶと死の危険がある挑戦。一人が終わると次の人。さらに真実を2回選ぶとつぎは必ず挑戦になる...中盤までの怒濤の展開は見ていて疲れる。終盤は呪いを解く方法を探す旅になる。主人公の親友の女性、おそらく全米一、後藤真希に似ていると思う。

父と息子の地下アイドル
【1,500円】Amazonには無いが、U-NEXTでは無料だったドラマ。2020年にWOWOWの単発ドラマでリリースされたもの。ミュージシャンになると言って、父と喧嘩して家を飛び出した息子。音信不通のまま5年後、息子が事故で意識が戻らないと父に連絡が来る。植物状態の息子の病室に3人の若い女の子が来る。息子は地下アイドルのプロデューサーをやっていた。途方に暮れる女の子たちが気の毒なのと、息子の意識が戻ったときのために、父はまったく未経験ながら自分が女の子たちの面倒を見ることにする...ありがちなストーリーだが、松重豊の演技だけで引っ張るドラマ。

   

地下アイドルの3人がこんなハイレベルな子は地下アイドルにはいねえよってくらい。あと驚いたのがセンターの娘の母親役の遠藤久美子

   

ドラマ撮影時は42才だが、劣化してないどころがむしろ綺麗になっている。でもこの年令の女優って母親役とか上司役なので、綺麗な人より個性的が求められるのかもしれない。

エスケイプ・ゲーム(吹替版)

エスケイプ・ゲーム(吹替版)

  • チャーリー・パーマー・ロスウェル
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エスケイプ・ゲーム
【500円】「エスケイプ・ゲーム」、「エスケープ・ルーム」(2019年公開)、「エスケープ・ルーム」(2017年公開)、「エスケープ・ルーム ~デッド・オア・アライブ~」、これは全部が別の映画。そしていちばん出来が悪いのが本作。失敗すると死が待っているゲームに参加させられるのはほかの作品と同じだが、本作は意外な裏があるのがミソだが、それが可能なのかかなり疑問。

クローバーフィールド パラドックス
【1,500円】これ、3作目があったんだ。だがAmazonビデオにもU-NEXTにも入ってない。しかたないので中古のDVDを買ったよ。1作目はサンフランシスコに巨大な怪物が現われてパニックになる話。2作目は主人公が変なオヤジに監禁される話。3作目はなんと宇宙ステーション。かなり凝った話なんだが、いろいろなイベントがぜんぶ消化不良で、細部を重視した1作目と2作目に比べると雑な作りなんだよなあ。この3作目は映画ではなくてNETFLIXで公開された作品のようだ。期待しすぎて残念だった。