超合金 太陽の塔のロボ

これで大阪の守りは鉄壁だ。あの無駄にインパクトと存在感がある太陽の塔。ただのオブジェではなかったのだ。

   

「第一形態 塔形態」日本人なら誰でも知ってる太陽の塔。それにしても第n形態って表現はすっかり定着したな。で、これが有事になると...

   

「第二形態 ロボ形態」中から腕と脚が出てきて戦闘可能になる。太陽の塔の内部は空洞で展示スペースになっている点は言いっこなしだ。歩く、掴む、殴るが可能になった。中国やロシアの戦車を踏み潰したり放り投げることができる。通天閣を引っこ抜いて剣がわりに戦うこともできそう。だが初戦においては戦闘機を撃ち落とす飛び道具が欲しい。そこで...

   

「第三形態 超兵器発動形態」中央の顔が割れて中からミサイル、上の金色の顔からはレーザー光線。これで空からの攻撃に対処できる。こう考えると、相手が怪獣や巨大ロボットのときは第一→第二→第三と変形すれば良いが、中国やロシアと戦う場合は第一→第三→第二となる。つうか怪獣との戦いでも第二形態はいらなくね? だが肉弾戦になると突起物が多い第三形態は壊れやすい。その前にレーザー光線やミサイルで倒せれば良いが打ち損じて間合いに入られたら第二形態のが強い。なにより現在の日本の電力事情では第三形態で戦える時間は限られている*1

この超合金太陽の塔ロボは実在する。

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高さが28cm、動力はないので手で動かす。お値段は17,000円だ。これって故岡本太郎先生はどう思っているのだろう。でも岡本太郎記念館の館長がノリノリなのでオーライのようだ。

作品の冒涜ではないか。そう言う人がいるかもしれない。そうした考えももちろん理解できるし、それが美術界の常識なのかもしれない。だが、ほかの作家はともかく、岡本太郎に限っていえば、ぼくはまったくそう思わない。こんなことで傷つくほど岡本太郎はヤワじゃない。太陽の塔だってびくともしない

想像以上に熱かった。なお、17,000円は高えよという人のために廉価版もある。

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こちらは15cm、4,536円だ。これを会社の机の上に置いて、誰かが「あ、太陽の塔!」と言ったら変形させて見せれば社内の人気者だ。太陽の塔はちょっと...という人のために「超合金ハローキティマジンガーZカラー)」もあるぞ。

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鉄(くろがね)のハローキティだが、こっちのがニーズがわからないぞ。

*1:そもそも動力は何なのか?