春の映画まつり「やがて海へと届く」「ガンパウダー・ミルクシェイク」

久しぶりの映画館だ。TOHOシネマズのナビゲーターが福本莉子に代わってたよ。良かった、本当に良かった。

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中川龍太郎監督の作品が新宿武蔵野館ではなくTOHOシネマズの大きなスクリーンで見られる、しかも主演は岸井ゆきの浜辺美波。期待度120%で行ったんだが残念だったよ。なんだろう、大事なプレゼンを事前に準備をしたものの、当日の朝になって見直したら言い足りないことがあって、あれもこれもと足したらまとまらなくなっちゃったみたいな。岸井ゆきの浜辺美波ファン以外にはお勧めできない映画だなあ。中川監督ファンも前作の「静かな雨」を超えられてないのでちょっと。岸井ゆきのはいつもの岸井ゆきのなんだが、本作の浜辺美波は新しい。すごく普通の人。私が知らないだけかもしれないが、過去にないくらい普通の人で、こういう役もできるのかと感心。

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こういう映画、Amazonビデオでは何度も見たが映画館で見るのは初めてだよ。物語の深みもメッセージ性もまったく無し。襲ってくる敵をひたすらやっつける。任務の失敗で組織から狙われる主人公。孤立無援の彼女を助けるのが後ろに立っている4人のおばさま達。ただ最初からチームで立ち向かうのではなく、見るに見かねて加勢をするので、主人公のピンチと後からやってくる助っ人という構図が痛快。