閉会式

期待を裏切らない閉会式だった。悪い意味で。その中でも良かったこと。

1.宝塚歌劇団の国歌斉唱

2.フランスのPRムービー

はじめから宝塚の舞台構成をやっている人に任せればこれほどの大惨事にならなかったように思う。昼間に見た女子バスケットボールの善戦を吹き飛ばすような閉会式だった。あの試合、日本は「イエーイ、決勝戦まで来たぜい! ウエーイ、相手は常勝アメリカだぜい! 勝てるわけないけどがんばるぜい!」と全員が楽しそうにやっているのが良かった。アメリカのが「日本なんかに負けたら空港で銃殺されるかも」と緊張してたような気がする。フランスのムービーは良かったね。さすがだよ。映画を見てもわかるけど、やはり日本は欧米に比べて舞台芸術の歴史が浅いので広い空間の使い方のノウハウが無いのだと思う。

フランスで思い出したけど、私がいままでに見た二代胸糞映画の一つがついにAmazonプライムに登場だ。

マーターズ(2007)(字幕版)

マーターズ(2007)(字幕版)

  • モルジャーナ・アラウィ
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 二度は見たくないが最後の方だけ見たらいちばんヤバいシーンはカットされていた。これのハリウッドリメイクもあって

マーターズ (吹替版)

マーターズ (吹替版)

  • トローヤン・ベリサリオ
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 これを比べるとアメリカとヨーロッパ、とくにフランスとの違いがわかる。何百年も戦争をして国土が戦場になった国と、一度もその経験がない国の違いというか、「正義は勝たなければならない? 勧善懲悪? なにそれ」という国の違いがわかる。でもお勧めはしないよ、こんな映画。