2019年をふりかえる

そういえば年末にこんなのを毎年書いていたよね。

◆良かった映画

  見えない目撃者*1

  蜜蜂と遠雷*2

  いなくなれ、群青*3

  ゴーストランドの惨劇*4

 「見えない目撃者」は脚本、演出、俳優すべて良し。吉岡里帆がおっぱいだけでないことを示した彼女の代表作になると思う。泉里香も早くおっぱいだけでないことを国民に知らしめて欲しい。「蜜蜂と遠雷」は映画のほとんどがピアノを弾いているだけなのに最後まで飽きさせない展開が見事。「いなくなれ、群青」は誰にでもお勧めできる映画ではないが見終わったあとに独特の満足感が得られる、青春のイタさと眩しさにあふれた映画。「ゴーストランドの惨劇」は「マーターズ」の監督*5だと知って観に行くと次々に裏切られる展開に興奮する。あと北川景子のヒキタさんも良かったがここのあげた作品に比べるとあまりにも小品。

◆良かった本

  ノースライト*6
  罪の轍*7
  スコーレ No.4*8

 「ノースライト」と「罪の轍」、巨匠とは過去に傑作を出したことがある人を指すのではなく、過去の傑作を超える作品を出そうと挑戦し続ける人なのだと思う。手塚治虫石ノ森章太郎がそうであったように。「スコーレ No.4」はかなり古い本なのでここに入れるのはどうかと思ったが、青春ウジウジ物語からお仕事物語への展開が見事。

このほかに良かったAmazonビデオとか、良かったAVとかもあるのだが、前者は数がありすぎて、後者はえげつなさすぎるので割愛。