お仕事ドラマ

すげえどうでもいい話題。

friday.kodansha.co.jp

全部を読む必要はないよ。私の要約だけ読めば十分だ。

・波瑠主演の月9ドラマが好スタート。“お仕事ドラマ”における新女王として、完全に認められたと言えるだろう
・これまで女王として君臨していた石原さとみは苦戦が続く
・石原は甘く親しみやすいルックスを生かした人情家な役どころで、波瑠はクールビューティータイプ
・波瑠が演じる女性は現代風でリアリティがあるが、石原の一生懸命が一番は時代遅れ

 いつも書いているが、この手の雑誌やニュースのドラマ評の特徴は

・書いている人がドラマを見ていない
・タレントを批判しても脚本や演出などスタッフの批判はしない

仮に波瑠さんと石原さんのイメージがそうだとしても、じゃあそれでどういうドラマを作るかはスタッフの問題でしょう。泉里香が出た2話だけ見た人魚のドラマ、あれは誰が演じてもあれ以上にはならなかったよ。で、この記事の最後はこう結ばれている。

石原さんの場合、いつまでたっても同じようなお仕事もの恋愛ドラマに出演するなど、どう見ても作品の選び方が悪い

日本の地上波のTVドラマや映画は先にスケジュールを押さえてから企画が始まるので俳優は作品の内容を選べないのさ。だからWOWOWNetflixみたいなドラマが作れない。そして最後に

同い年の北川景子さんや長澤まさみさんのように、もう少し違う一面を見せてほしいと思います

 ここで北川景子の名前が来るかあ。良い例として書いてあるのでファンとしてはうれしいが、これもちょっと違う。北川景子の場合、職業や設定はいろいろだがキャラクターがワンパターンなのだよ。

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こうして並べると「響」と「ヒキタさん」は異色作だったのね...

 

*1:探偵はBARにいる」、「パンク侍」