泉里香「高嶺のハナさん」

昭和のドラマ。

   f:id:M14:20210502231818j:plain

   男女7人夏物語

 令和のドラマ。

   f:id:M14:20210502231834j:plain

   男女4人バカ物語

 この4人の中でいちばんまともなのは弱気くん。今回は第1パートと第2パートがお化け屋敷。第3パートが次週以降につづく話。社運を賭けたプロジェクトのリーダーにハナさんが任命される。社長からは「あなたにも足りないところがあるからパートナーを一人用意しなさい」と言われる。

   できれば弱気くんを任命したい。そうすれば

   f:id:M14:20210502231830j:plain

   と想像していたところに弱気くんが持ってきた企画があいかわらずダメダメ。

   f:id:M14:20210502231813j:plain

   破って弱気くんに投げつける。
   みんなが帰ったあと、ゴミ箱から自分がちぎった企画書を拾う。

   f:id:M14:20210502231808j:plain
   家に持って帰ってテープで貼り付ける。

   f:id:M14:20210502231827j:plain

   泉里香の指が細くて長い。

   f:id:M14:20210502231804j:plain

   「どうやったらこんな小学生みたいなバカな企画が考えられるのよ。
    私なんかいつも計算して・・・妥協して・・・」

 ハナさんにとって企画を考えるのは身を削って血のにじむ苦行なのだろう。こんなものを企画として出してくる弱気くんへの悔しさと、とてもプロジェクトのパートナーにはできない哀しさ。貼り合わせた企画書にハナさんの涙が落ちる。

   f:id:M14:20210502231823j:plain

   「あなたにも足りない部分がある」

   f:id:M14:20210502231837j:plain

   社長の言葉を思い出したハナさん...

 「欠けていた何かが見つかったみたいね」、ちょっと前なら実写版のセリフをほとんど覚えていたのにこれを探すのにすげえ時間がかかったよ。ハナさんに欠けていたのは「仲間を信じる」、ではなくて「ぶっ飛んだ発想力」、そしてそれを持っているのは弱気くんだった。まるでちゃんとしたドラマみたいな展開の、ちゃんとしてないドラマ。来週も楽しみだ!