泉里香「高嶺のハナさん」

弱気くんと相思相愛になったので妄想が無くなって普通のラブストーリーになるのかと思ったが、むしろおバカになっている。と、その前に。社長に直訴して営業開発部に配転になった苺ちゃん。

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先日のプレゼンが認められて弱気くんが苺ちゃんの教育係をやるように社長直々のお達し。ハナさんは気になってしかたない。そこにチャラ田さんが企画書を持ってくる。チャラ田さんが説明している間も弱気くんが気になるハナさんの動きや、弱気くんのおバカな指導が面白いシーンだが、チャラ田さんが言ってることもかなりおかしい。実際は間にハナさんや弱気くんのカットが入るのだが、チャラ田さんのセリフを続けて書き出す。

   「高峯さん、骨育(こついく)スナックについて詳細を詰めたいんですけどいいっすか」

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   「いま思っているのが人骨か牛骨、どっちにしようかと思ってるんですよ。
    人骨だったら伝手があるんすよ、牛骨だったらどうしようかなあって」

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   「俺的には人骨なんすけど、どう思います?」

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   「そもそも、なんで骨育かってことなんすけど、
    昔、オレ、11本骨折したことがあって
    普通に転んだとき指10本逝ったんです」

 人骨入りスナックってどんなんだよ。しかもスナックを作れるくらい大量に入手する伝手があると。ガンジス川で拾ってくるのかな。でも日本に持ち込めないだろ。そもそも誰も買わないし。あと、ここのシーンも面白かった。無理しすぎでバテている弱気くんのためにハナさんがお弁当を作ってくる。昼休みになって弱気くんが行こうとしたら苺ちゃんから仕事の相談を受けなかなか行けない。なお、苺ちゃんは弱気くんの邪魔をしているのではなく、本当に仕事に燃えている。なかなか来ない弱気くん。

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    (あきらめて帰ろうとしたところへ)

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    (弱気くん、全力疾走で登場)

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   (だが勢い余って一回転して)

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   (顔から着地)

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   「弱気くん、一回転したよ! 何につまづいたの? ねえ、何につまづいたの?」

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   「遅くなって申し訳ないです」
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   「いいから。ね、何につまづいたの?」

 たしかに何につまづいて一回転したのかは気になるが、いまはそこじゃないー! このあと、苺ちゃんが作った試食品を食べさせられてけっこうお腹いっぱいだったが、ハナさんが作ったお弁当を完食。このつぎも声を出して笑った。

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    「弱気くんとライン交換したいなあ...でもなんて言えば...」

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   「弱気、スマホを貸せ」

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   「私のIDを入れてやる。遅れるときはラインをよこせ」

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   「ほーら、私のラインIDが入ったぞ」

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   「ほーら、うれしいだろ」

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   「いつでも連絡できるぞ」

   

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   「いやいやいやいや」

 つぎが最終回かあ。公式サイトのあらすじを見ると、かなり盛りだくさん、これを30分でできるのか? 1時間半とは言わないけど、1時間の拡大スペシャルにしてよ!