重用は「ちょうよう」か「じゅうよう」か

過去の記事でも何度か触れたがコロナの報道では異彩を放っている日テレの藤井アナ。藤井アナが異彩を放っているんではなく、ほかのアナウンサーや自称コメンテーター、自称専門家が異彩を放っていて藤井アナだけがまともなんだけどね。そう、ズムサタで安座間美優の面白さに気がついて開花させてくれた藤井アナだ。その後、安座間美優のこの才能を発揮する場が与えられていないのが悔しいが。その藤井アナに関する記事。

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日本テレビ藤井貴彦アナウンサーが6日、同局「news.every」で、市來玲奈アナウンサーが「重用」を「じゅうよう」と読んだところ「ちょうよう」とささやき、市來アナは「ちょうよう」と読み直したが、実は「じゅうよう」が正解だったことを明かし、素直に謝った。
(中略)

その後、藤井アナが「ここで少しお時間をください」と言いだし
「先ほど、北朝鮮のニュースの中で核ミサイル開発を主導した2人を重く用いるという言葉で『じゅうよう』という表現があったんですけど、私の感覚が古くて、市來さんに『ちょうようだよ』って話しかけたら、実は『じゅうよう』の方が新しくて、私の知識の方が古いということが分かりました」
と、自分が間違えていたことを認めた。
そして「市來さん、まずはごめんなさい」と後輩アナに謝罪し、視聴者にも「大変失礼しました」と謝罪していた。

 私はこの記事を読むまで「重用」に「じゅうよう」という読み方があるのを知らなかったよ。もともとは「じゅうよう」で、それが「ちょうよう」になって、やっぱりこっちのが正しいからと「じゅうよう」になったという説もある。耳で聞いたときに「じゅうよう」だと、まずは「重要」だと思っちゃうから「ちょうよう」のが良いように個人的には思う。このときの藤井アナの取るべき行動は簡単な順に並べると

1.知らん顔で番組を進める
2.視聴者に訂正とお詫びをする
3.まずは市來アナにお詫びをして視聴者にお詫びをする

中には「なぜ身内に詫びる。まずは視聴者だろうが」とクレームを入れるジジイがいるかもしれないが、とっさに後輩へのお詫びが出るのって、この人の魂が正しいのだろうな。私もこういう人になりたい。手遅れだけど...