4月に読んだ本

ネットが繋がらん。我が家だけ? あ、繋がった。すごく不安定でどこまで書けるかわからないけど更新。4月に読んだ本、2冊って...だって通勤してないんだもん。

ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚

ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚

これはいい本だった。新製品のアイデアや商品開発でユーザや消費者からアンケートを取ってもほとんど無駄。なぜならなにが欲しいかなんて本人もわかってない。ではどうすればいいかが実例とともに解説してある。そうなんだよ、社内でよく送られてくるアンケートやヒアリングは「ちゃんと現場の声を聞きましたから~」というセレモニー、あるいは「アリバイ作り」と言ってる。このテーマに関する私が声を大にして言いたいことが設問にない! それはこの本の内容以前の問題か。
事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある

事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある

  • 作者:橘 玲
  • 発売日: 2019/07/26
  • メディア: 単行本
この著者が得意な遺伝物。遺伝の話の前半は面白い。一見、ひどいことを言っているようでそれが遺伝の研究で裏付けられている。それはいいのだが、後半の政治の話になると同じ作者かと思うほどダメになる。文中に「ネトウヨ」とか出てくるともう読むに値しない話だと思ってしまう。定義が決まってない用語を主題の核に使うのって「私の守護霊が言うには」とほとんど同義。政治の話になるととたんに駄文になる人は数知れないがこの人もそうだったか。
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今月も通勤はしなさそうだから読書はこのペースなんだろうな。もう在宅勤務は飽きたなあ。女房にも邪魔扱いされるしなあ