ところでこのドラマの視聴率はどうなっているのだろう。
7.6 − 5.5 − 5.8 − 5.5
とほほ、海月姫が高視聴率に思える数字。どうせ5%台ならなにも怖い物はないだろ。安座間美優のメイン回を作れや。所内の会議。
「要するに働かせろって言うことですね」
(課長に「なにか?」と聞かれて)「いえ」
安座間美優のセリフが第1話に比べてずいぶん滑らかになってきたと思う。大河ドラマ出演まであと少しだ*1。今回のゲストは安達祐実。夫のDVが原因で離婚。6才の子どもと暮らしながら生活保護を受けて就職活動をしている。だが自分が生活保護を受けている現実を受け入れられない。1日も早く就職をしなければならない。ドラマでは明示的に語られてないが結婚前はバリバリ仕事をしていた人なのだろう。営業職を受けては不採用になることが続いている。さらにDVの心の傷もまだ癒えないようだ。どんどん自分を追い詰めて精神がヤバい方に行く母親を安達祐実が好演している。
そんな安達祐実の名演技をぶち壊しているのが、安達祐実を担当する、主人公と同期のこの男。いや、この男を演じている中の人。
終始、目が死んでいるんだよなあ。そもそも死んでいる目と生きている目って何よと聞かれたら私は説明できない。死んだ目の役者が生き生きとした目にするには顔の表情をどう変えればいいのと聞かれたら私は説明できない。でもこいつの目は死んでいるんだよなあ。なので安達祐実の迫力を受け止められていないんだよね。これはなんだろう。以前にTOHOシネマズのお姉さんの話を書いたが、あれに関係あるんだろうか。悪く言う人はいるが吉岡里帆のこの表情なんかいいよ。
自分の担当ではないが、安達祐実とその子どもの様子を見てその危うさに気づき、去って行く二人を不安な気持ちで見送る表情。
安座間美優のシーンがもう一つあった。目が死んだ男が安達祐実に電話をし面接はどうでしたかと聞くと「決まりました」と返事。実はこれは嘘なのだが、大喜びの目が死んだ男に対して安座間美優が