あ、暑い。きょうの関東地方、気温はたいしたことないが湿度が高く風が無いので不快指数が半端ない。そんな不幸な私たちに福音となるニュース。北川景子が単発ドラマに出演だ*1。
北川景子、初の弁護士役でテレ朝ドラマに出演 シリーズ化にも意欲
女優の北川景子が、テレビ朝日系ドラマスペシャル『指定弁護士』(9月放送)で主演を務め、初の弁護士役に挑戦する。
指定弁護士となった京都の弁護士と検察官のバディが、事件の真相と自らの道をつかんでいく本格リーガルドラマ。
テレ朝ドラマはシリーズ化されることも多いが、北川も
「シリーズになったらうれしいですね。そのためにも、まずは今回の作品に全力を注いでいこうと思います。
また見たいと思っていただけるように頑張ります」
と、自身の新たな代表作にするべく全力投球を誓った。
今年の北川景子は大河ドラマと映画の年なので、民放のテレビドラマはかなりご無沙汰だよね。「指定弁護士」って聞かない言葉だが
タイトルの「指定弁護士」とは、検察が“不起訴”にした容疑者を、市民による「検察審査会」が2回続けて“起訴すべき”
と判断した際に検察官役として指定される弁護士のこと。 弁護士を扱った映像作品は数多く存在するものの、
「黒を白にする」弁護士のイメージはあっても、検察が何度も「白」と判断した事件を「黒である」と主張する指定弁護士に
特化した物語は、ほとんど発表されていない。
検察審査会のことは知っていたが、そこで決まった事案を起訴するのは検察では無くて市民の代表としての弁護士なのか。検察の見解は不起訴なので別の人が必要なわけだな。しかしこんな仕事、つらすぎるだろ。検察と被告を敵に回して法廷で戦うんだろ。関ヶ原で豊臣側と徳川側の両方に宣戦布告するようなものだ。こんなのいくら金を積まれてもやりたくないよ。しかも原告は公だから報酬なんか国選弁護人くらいだろ。依頼されても下痢が止まらないとか仮病を使って逃げ出すレベル。
北川も
「撮影に入る前に、実際の裁判の映像や裁判をテーマにした作品などを見て準備をしました。ただ指定弁護士に関する資料は
すごく少なかった」
といい、なじみの薄い指定弁護士という特殊な職務について「難しいな、と思いました」と率直な気持ちを明かしている。
検察が不起訴とした事案を国民感情に押される形で強制起訴する役割を負うため、この仕事には常に困難が伴う。
というか、ほぼ負け戦でしかない。
ほら、やっぱりそうだよ。下痢と親戚の葬式と子どもの入学式、ありとあらゆる理由をでっちあげて避けるべき仕事。
それでも、戦うことで見えてくる“真実”もある。
「勝つための裁判じゃない…真実を公にする裁判だ」「お前さんは本当にすごい。さすが正義の味方、指定弁護士だ」。
そんなせりふを紡いでいくのは、同局の看板ドラマ「相棒」や「科捜研の女」シリーズからアニメ『名探偵コナン』の
劇場版まで手がける脚本家の櫻井武晴氏。事件捜査に絡む繊細で複雑な人間模様を巧みに描く櫻井氏が、
今作でも“贈収賄事件”という現代社会のタイムリーな案件を通して、事件にかかわる人々の心情をリアルに展開していく。
北川は、主人公の弁護士・一ツ木唯を演じるにあたり、
「弁護士だけど、“被告人を必ず有罪にする”という目的を持って法廷に立たないといけない。
最初は“指定弁護士は何にやりがいを持っているんだろう?”と悩んでいたんですけど、監督とお話した際に
『唯は真実を明らかにするってことに使命感を燃やしている人なんじゃないかな』と言っていただいて、
そこからはその気持ちを大切にして演じています」
と、話していた。