炎の三本勝負「逢沢るるに会いに行こう」

さあ、日本三大ぶさかわAV女優に会いに行く企画、いよいよ最終回、そして本命の逢沢るるだ。

  逢沢 るる

  別名  林 美紀、坂井 梨奈

  生年月日 1995年3月6日 現年齢 20

  公称サイズ(2014年時点)

    身長 / 体重 156 cm / ― kg

    スリーサイズ 85 - 60 - 88 cm ブラのサイズ G

  活動

  AV出演 2014年 -

この人は、AV女優のみならず芸能人の中でもっとも垢抜けない人ではないだろうか。イモっぽさが半端ない。数人の女優といっしょに出るような作品だとそこらへんを歩いていた人が混ざっちゃったような、ADがまちがってフレームに入っちゃったような場違いオーラを発散している。AV女優の中で初級を葵つかさ、中級を鈴村あいりとするなら、この人はまちがいなく上級とかソムリエ級だと思う。そもそもきょうは人が集まるのか。本人もツイッターで不安を漏らしていた。
仕事はすげえ忙しいのだが、明日も明後日も出勤なので途中で切り上げて秋葉原に向かう。いつものようにエレベータで4階にあがり階段を上がると...おお、3回目にして初めて途中で人が待っていた。ということは5階の室内には4人いるわけだ。18時開始で19時の段階でこれだからけっこう人が集まったはずだ。良かったなあ、るるちゃん。大盛況じゃないか。けっこう待たされて5階に入る。本人は柱の陰でまだ見えないが、客層がイイ。もちろんオッサンばかりだが変な人がいない。さすがソムリエ級。前の人が帰って壁際にある椅子に座ると前の人が撮影したり、テーブルに座ってサインをしているのが見える...かわいい...映像で見るよりずっとかわいいじゃないか。この人は顔が細いので実物と映像が違うのだと思ったが、映像どおり。ということは「顔の細い人は2次元と3次元が大きく変わる」という「北川景子仮説」が崩れた。
きょうの作戦だが、この人はデビューしてまだ1年半でイベントもそれほど経験がないので原千草さんや彩城ゆりなさんのように向こうが主導権を握る形ではないと思う。こっちからどんどん話をしないとすぐにサインを書いて終わってしまうように思う。ということは、るるちゃんがサインする間もないくらいにこっちから話しかけて時間を引き延ばすのだ。待っているうちに私の後に3人来る。おお、自分の後に人がいるのは初めてだ。ということは私が滞在した時間帯だけでも9人だから20人近くが来たのではないか? ファンは多くないかもしれないが、イベントも少ないので1回の集客が多いのではないかと思う。さあ、私の番になった。まずは撮影タイムだ。きょうも頼むぞ、EOS。
     
     
ハロウィンにちなんでエロい魔法使いのコスかと思ったが普通だったよ。これが逢沢るるだ。な、すげえ、ふつうだろ。日本三大ぶさかわAV女優の名に恥じないだろ。私が言ってるだけなんだけどな。30秒の撮影タイムが終わってテーブルに座る。

  M14「初めまして、お目にかかれてうれしいです」

  るる「初めまして。ありがとうございます」

  M14「るるさんは写真や映像で見ると可愛い方だと思ってたんですけど、実際にお会いするとお綺麗な方なんですね」(自分でも何言ってるかわからない)

  るる「いえいえ」

  M14「お肌とか髪とかつるつるつやつやですよね」

  るる「そうでもないですよー」

  M14「小学生がそのまま1.5倍になったような」

  るる「ハハハ」

  M14「おみやげを持ってきました」

  るる「あー、LUSH!」

  M14「はい、LUSHのお肌セット詰め合わせです」

  るる「うれしいです、ありがとうございます。これでもっとつるつるにします」

彩城ゆりなさんには全然ウケなかったLUSH詰め合わせ。るるちゃんには好評だ。

  M14「ツイッターを見てるとお忙しいですよね。ほとんど毎日撮影をしてますよね」

  るる「そうでもないですよー」(否定されてもここでめげてはいけない。すぐ話題を変えるのだ)

  M14「るるさんの作品って、遠い場所のロケが多いじゃないですか。温泉とか林間学校とか」

  るる「ああ、そうですね」

  M14「朝が早いんでしょ」

  るる「そうなんですよー、朝の6時集合とか」

朝が早くて夜が遅いというのは原千草さんも言っていた。芸能人はとにかく体力なのだ。膀胱炎になったとツイッターに書いてあったので

  M14「膀胱炎はどうですか? お医者さんには行きましたか?」

  るる「もう治りました。市販の薬で治りました」

  M14「それは良かったです。市販の薬で治るんですか」

  るる「これで2度目なんですよ」

やはり撮影中はトイレに行けなかったりして膀胱炎になってしまうのだろうか?

  るる「わたし、おしっこを我慢するのが好きなんです」

  M14「へ?」

  るる「おしっこを我慢するのってせっくすに似た快感があるじゃないですか」

  M14「は、はあ(どう反応したらいいのだ?)」

  るる「それで我慢しすぎて膀胱炎になっちゃうんだと思います」

  M14「命がけの快楽ですね」

生死にかかわる病気ではないけど、そういう遊びはやめようよ、るるちゃん。

  M14「るるさんって日に焼けた人の役が多いじゃないですか」

  るる「わたし、色黒なんですよ」

  M14「いえいえ、そんなことないですよ。水着の痕がついた役が多いでしょ。あれは日焼けサロンに行って焼くんですか?」

  るる「あれはそういうメイクがあるんですよ。1週間くらい持つやつがあるんです」

そうだったのか! それは知らなかった。そうだよな、一回焼いちゃったらしばらく元に戻らないもんな。るるさん、色紙を書き始める。

  るる「お名前は...」

  M14「名前のかわりにメッセージを書いていただけますか?」

  るる「はい。なにがいいですか?」

  M14「先週のツイートにあったやつで『バナナはおえってなるから嫌い』って書いてもらえますか?」

  るる「ハハハ、そんなんでいいんですか?」

  M14「はい、それでお願いします」

絶対、自分の名前よりこっちのが記念になるよな。原さんや彩城さんはこれに当たるものを思いつかなかったのが残念だったよ。サインとメッセージを書いているるるさん。まだ行けるな。まだトークは行けるな。

  M14「るるさんのツイッターがすごく面白いです」

  るる「そうですか? たいしたこと書いてなくて」

  M14「『お腹すいた〜』とか『ドーナツ5個食べたー』とか『バナナ嫌い』とか、基本は小学生の絵日記なんですけど」

  るる「ハハハ、よく読んでますねww」

  M14「その間に突然、『きょうはサンピーやった』とか『これからせっくすする』とか出てくるんですよね」

  るる「ハハハ」

もうネタ切れ。つぎの人も待ってるからもういいや。るるさんに何度も笑ってもらって私も満足。できあがった色紙がこれ。
          
たくさんお話しできてって、ほとんど私が一人でしゃべってたんだけどね。最後に握手。

  M14「きょうはありがとうございました。お会いできて本当にうれしかったです」

  るる「こちらこそ、ありがとうございました」

  M14「なるべく長くお仕事を続けていただけるとうれしいです」

  るる「はい、がんばります」

あー、楽しかった。今回の「日本三大ぶさかわAV女優」、それぞれタイプが違う人でそれぞれ別の楽しさがあった。3人とも「ぶさかわ」なんて言ったら本当に失礼な、違ったタイプの美人だった。3人ともチャラチャラしてないというか、意外とスレてなくて、真面目な女性だった。楽しかったのだが、魔の「AV女優のパラダイムシフト」。これでお気に入りの女優を3人失ってしまった...