秋葉原駅南口のショップで対象商品を買って参加券をもらう。しかし、この店にイベントスペースなんかあるのか。いずれにしてもかなり狭い場所なんだろうな。と思ったら店員が地図を出して「イベント会場はここです」って、別なのかよ。しかも遠いよ。なんと、DOS/Vパラダイス本店の3階だ。あそこは何度も行ったが、上にそんな場所があったなんて。ところで「DOS/V」っていまの20代の人は何のことかわからないだろうね。そんなことを考えながら駅の北側に向かう。エレベータで3階を降りると．．．広っ！ なんて広さだ。エースのイベントをやったソフマップのイベントスペースを人回り小さくした面積だ。奥にステージがあって、手前に椅子が横1列に10席、それが2列で20席が並べてある。いたいた、さとう愛理さん。かわええ．．．上は白いワイシャツ、下は無し。無しといってもパンツは履いていると思うが、ワイシャツの裾で見えない。今回のテーマはちびかわ女優だが、長谷川るいさんもさとう愛理さんも高いヒールを履いて、顔が小さくてスタイルが良いので小さく見えないのだよね。
係の人に券を見せて2列目に座る。1列目には5人、2列目に2人。18時開始でいまが18時40分。私が帰るころに後ろに2人くらい来たのできょうの参加者は多くて15人ほどではないか。こんなものだよ、このカテゴリの女優さんのイベントは。日曜日とはいえ、デビュー1年で100人以上を集めた長谷川るいがいかに人気かだ。あとデビュー1年で平日に30人を集めた逢沢るるも立派だ。だが、ここで疑問が．．．
この後の話のために、ここでまたまた解説が入る。昨年のエースのイベントは開始時間が決まっていて全員が着席する。そしてトークショー、撮影会、サイン会になるわけだが、AV女優の場合は三三五五。1時間半から2時間くらいの間に客が来ては帰っていく。いままでのイベントはショップの一角だったので、店内、または階段に並ぶ。3人ずつ部屋に入り、商品を1枚買うと着衣の撮影会とサイン会、2枚でツーショット。3枚で水着や下着の撮影とツーショットになるが、2枚までの人はその前に退出させられる。よって、1枚目から水着だった桜ちなみは別にして、1枚しか買わない私はほかの人の水着姿は見ていない。だが今回はどうするのだ？ 客は椅子に座って待っている。別室も無い。ということは．．．
つぎの人が舞台に上がって撮影会。この人は3枚だ。さとうさん、ワイシャツを脱いで下着姿になる。おおお、これはお得だ。DVDを1枚しか買ってない人も女優さんの下着姿を間近で見られる。私の前の人は3人が3枚購入者だったので何度もさとうさんの下着姿が拝めたよ。それは良いのだが、待っている間に気がついた。きょうの客は
私以外は全員がさとうさんと顔見知りの常連さん
昨日の記事に書いたようにこの人は月に1回、多いときは2回もオフ会をやっているのでファンと濃密なコミュニケーションを保っている。なので撮影をしているときやサインをしているときも「この前は楽しかったねえ」とか「一昨日は行けなかったんだよ、ごめんね」とか話している。ううう、常連さんの中に入った一見さんの孤独．．．そして読者のみなさんは予想が付くと思うが常連さんは濃い。すごく濃い。
安座間美優＜北川景子＜＜＜桜ちなみ＜長谷川るい＜芽森しずく＜ウェザーガールズ＜逢沢るる＜川菜美鈴＜多岐川華子＜さとう愛理＜＜＜小松彩夏＜沢井美優＜彩城ゆりな
この並びって、お母様の地盤を引き継いでいる華子様を別にすると、常連の含有率になっているんだよね。平日の夜なのにスーツを着ているのが私だけ。みんな昼間は何をやっている人なんだよ。さとうさん、可愛いのだが、怖ろしくイベント慣れしている。そりゃあ、オフ会だと10人くらいのファンと2時間くらい一緒にいて退屈させないようにするのだからな。フレンドリーなのだが、これまでに会った女優さんのような初々しさがないぞ。サインをしている時間もすごく短い。たぶん、名前だけ。だが常連さんはさとうさんと長時間いっしょにいる機会を何度も持っているわけだから、こんなサイン会なんか「来たよ」と顔を見せるだけで良いのだと思う。ショップのイベントスペースだと小さいテーブルに座ってサインをしてもらうのだが、今回は高さ15cmくらいのステージの上に長テーブルがあり、その向こうでさとうさんが椅子に座る。客はステージの下に立ってテーブルごしにサインをもらったりお話をするので落ち着かない。自然と滞在時間は短くなってしまう。しかも待っている客からは丸見え。さらに自分の番が終わった常連さんは誰一人帰らないでうしろで待っているのでよけいに落ち着かない。うーん、こういうタイプのイベントがあるのか。得なのか損なのかよくわからないぞ。私の番が来た。頼むぞCanon。ほかの人は撮影をしている間もさとうさんと会話をしていたが、私は初対面なのでこのシチュエーションでは話せないよ。
私 「はじめまして、よろしくお願いします」
さ 「はじめまして。お願いしまーす」
さ 「会社の帰りですか？」
私 「そうです」
さ 「お疲れさまでーす」
私 「あ、どうも」
こんなこと女房にも言われたことがないのでどう反応していいかわからない．．．
さ 「男性のネクタイいいですよね。憧れちゃいます」
私 「あ、ありがとうございます」 （いつもと違いすぎて戸惑うばかり）
さ 「あれできますか？ シュッって」（ネクタイを片手で持ち、引っ張って外すポーズ）
私 「ハハ、できません。首が絞まっちゃいます」
さ 「フフフ。 じゃあ．．．」
私 「はい、じゃあ次にお会いするときまでに練習しておきます」
さ 「はい、練習しておいてください。ハハハ」
いい子だなあ。初心者は初心者なりの扱い方を心得ている。でもさっきから下着姿を見せられたり、常連さんの会話を聞いて、完全に気後れしている私。撮影タイムが終わり、サイン会。
私 「はじめまして、お会いできてうれしいです」
さ 「はじめましてー」
私 「お土産を持ってきましたLUSHのお肌セットです」 （そろそろLUSHから感謝状が届いてもいいレベル）
さ 「わー、ありがとうございます。中身はなんですか？」
私 「石鹸と．．．．．あと何かです（笑）」 （確認しておけよ）
さ 「（ペンを持つさとうさん） お名前は？」
私 「名前の代わりにメッセージを書いていただけますか？」
さ 「はい、なにがいいですか？」
私 「ツイッターに愛理さんが書いていた『一日一エロ』って」
さ 「ハハハ、見てくれてるんですね」
さとうさんは頻繁にツイートをしている。「一日一エロ」というツイートがあって、1日1回、ヌルいエロ写真をアップしている。日曜日は秋葉原でゲーム関係のイベントに参加して数十回のツイートをしていた。きょうのために過去のツイートを読んで予習をしてきている私。最近は仕事、ファンとのオフ会と毎日忙しい。さらに同じAV女優の星空もあ（小松彩夏に似ている）と2日に1回は夕食をしたりカラオケに行っている。
私 「日曜日の更新はすごかったですね。スクロールをいくらしても次の日に行かない」
さ 「ハハハ、がんばりました」
私 「でもツイートを見ると、愛理さん、毎日充実してますね」
さ 「はい、充実してます。毎日楽しいです」
（ここでサイン終了）
私 「愛理さんなら童顔なんで映画館とか遊園地に学割で入れちゃいますね」
さ 「わたし、学生なんですよ。だから普通に学割で入れます」
げっ、この人は学生だったのか。これはネットにも出ていない新情報ではないか。でも専門学校だと自分のことを「学生」とは言わないのではないだろうか。たぶん「学校に行ってます」とか言うだろ。ということは大学生か。あやね遥菜も昨年に大学を卒業したし、逢沢るるはAVで稼いだ金でネイルの学校に通っていてネイリストになるのが目標だ。AV女優もいまや働き口の一つでしかない。だが本人たちにはそうでも世間はそう見ていないかもしれない。いや見てないだろう。でも、考えてみてくれ。AVの一連の行為。作品を見ていると一連の行為だが、実際はカメラの位置や照明の位置を変えるたびにカットが入って、お化粧を直したり、監督からつぎのカットの指示が入ったりしているわけだよ。何分かの中断が入って、撮影再開。1分くらい撮るとまた中断。大勢のスタッフで一つの作品を作る喜びはあるだろうから、さとう愛理も長谷川るいも「楽しいです」と言ってるわけで、行為そのものを楽しんでいるわけではない。仕事としてやっているのだ。彼女たちがもっと社会的に認知されて、地上波にもふつうに出られるようになればいいといつも思う。だがマスコミだけでなく芸能事務所やスポンサーが許さないだろうな。でもいつかきっとそういう日が来ることを信じて、彼女たちがみんな真面目で素敵な女性であることをこれからも伝えていきたい。その使命のためにこれからもイベントに行ってレポを書くのだ*1。ちなみに上に書いた撮影の現場、いちばんすごいのは男優だ。カメラや照明を動かしたり、女優がお化粧を直したのちに再開するわけだろ。ずっと持続させているのだよ。これって完全に特殊技能、いや特殊体質だよな。
サインをもらって握手をして終了。うーん、さとうさんは可愛かったしボディも見られたが、せわしなさすぎて過去のイベントに比べると満足度は低い一日であった。オフ会を頻繁にやっている女優さんと会場には要注意だ。さて、これで2人が終わった。あと一人のちびかわ女優、誰にしよう？
*1:なんの言い訳だよ
