テレ東がフジに勝利だって

こんなニュースがあった。

  テレ東快挙!連ドラ「釣りバカ日誌」初回10・8% フジ「オトナ女子」に勝利*1

ざまあ。「探偵の探偵」の視聴率が伸び悩んでいたころ*2、同じミステリーが原作の篠原涼子は毎回が高視聴率だったという記事があって悔しい思いをしたんだよ。この「オトナ女子」、初回が9.9%、2話目が9.2%だって。篠原涼子で9%台なら北川景子の8%台、バレーボールの時間延長のハンディがありながらよくやったと思わないか?
しかしテレビ局はいつまでも視聴率でいいのか? それとも局内では別の数字も使われているのに、マスコミがアホだから視聴率一辺倒なのか? もしこれが私の会社だったら、いや私の会社でなくても普通の民間企業なら

  ・録画をしている人も合計した視聴率の調査(生視聴に強い番組と録画に強い番組の分析)

  ・その時間にテレビを見ている人の中での番組のシェア(その時間帯にドラマを流すのが適当かの検討)

  ・男女別、年齢別の視聴率(若者はテレビなんか見ないという仮説)

  ・1年を通した季節変動(8%の価値が季節によって変わるはず)

  ・5年くらい前からの年変動(ドラマの視聴率が落ち続けているのであれば8%は5年前の15%に匹敵するとか)

  ・有識者と視聴者による懇談会や人気投票の創設(良いドラマを埋もれさせない)

  ・テレビやネットでも再放送の視聴率(時間帯や媒体が変わったときの視聴者の傾向をチェック)

など、もっと多面的に分析して良い面を公表するけどな。
テレ東といえば、先週に初めて見た「孤独のグルメ」。評判のドラマと聞いてはいたけど見たのは初めてだったよ。あれはすごいな。いかにもテレ東らしい低予算番組。だが単なるアイデア勝負だけではなく、練られた脚本とセリフ、そして五郎さんの卓越した演技力。「オレたちには金はないけど智恵はあるぞ」というテレ東のテレビマンの心意気の番組だな。ニューニュー、リアちゃん、良い番組に出られたね。エースが出演したドラマも良かったし、神はまだウェザーガールズを見捨ててないぞ。私のブログの検索語、今月は「ウェザーガールズ」が「北川景子」を抜いたww

*1:http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/464534/

*2:こう書くと一時的みたいだが、ずっと伸び悩んでいた。いや悩むのをやめていた