炎の三本勝負「彩城ゆりなに会いに行こう」

私がこの人に興味があったのが、写真写りが悪いんだよ。たとえば、これなんかはかわいいだろ。
     
だけどこっちはちょっと微妙になってくるだろ。
     
なんか顔の幅が広いというか、パーツと余白のバランスが独特というか。じゃあ、本物はどうなのさということで行ってきたよ。2日連続だよ。こんなことをしてていいのか。18時開始だが、会場に着いたのが18時40分ごろ。昨日と同じ、4階までエレベータで行ってそこから階段。うっ、上からでかい笑い声や歓声が聞こえる。そうか、彩城さんはかなりイベントをやっているし、「いま揉みに行けるアイドル・マシュマロ3D+」のメンバーなのでライブもやっている。固定ファンが多いのだろう。うう、行きにくい...5階に上がると私の前に5人。以前も書いたが、いまここであらためて言おう。

  ウェザーガールズやエースのファンはおっさんなだけで、みんな普通の人たちだ

ふつうじゃない5人。私の人生でいままでもこれからも接点がないであろう5人...私がいままでに参加したイベントでもっともエキセントリックな人たちだ。小松彩夏のファンの最前列といい勝負、いや抜いているか。私の前の人なんかこの寒いのに短パンで、腿とふくらはぎにタトゥーがあるよ。この人、昼間はなにやってるの。ここで読者のみなさんに彩城ゆりなの紹介。

  彩城 ゆりな (あやしろ ゆりな)

  生年月日 1993年2月24日  現年齢 22

  出身地  秋田県

  血液型 A

  身長  153 cm

  スリーサイズ  80 - 58 - 82 cm

  ブラのサイズ  C65

  活動

  2012年 数本で一時活動停止

  2013年 再開

この人はとにかく作品数が多い。映像にもパッケージにも名前が出ない作品が多いが軽く100本は超えていると思う。あとは「なんでもする」。以前はこの年令の女優はいわゆる普通の作品だけ撮って、25才を過ぎて需要がなくなってくるといろいろなジャンルに出るようになるのだが、彼女は女性同士、お尻、SMなんでもあり。たぶんスカトロ以外は全ジャンルを網羅しているのではないか。これは彼女に限ったことではなく、21、22才くらいの人にこれをやられたら20代後半から30代の女優はもう熟女物しか居場所がない。それが最近のこの業界の事情なのである。
さて、前の人が撮影をしたりサインをしてもらっている間に彩城さんをよく観察した。なるほど、そういう訳か。この人は眼がくりっとして、鼻が高く、頬骨が高い。かといってエキゾチックな彫りの深い顔でもない。東洋人的なのっぺりした土台に顔のパーツがそれぞれ自己主張している。それでいて口が小さい。なので上の写真を見てもらえばわかるが、正面から撮影するとこぢんまりした顔なのだが、横から撮ると高い頬骨が顔の幅に見えてしまう。うーん、勉強になる。しかし、彼女が発散している輝きはなかなかのもの。彼女に別のチャンスがあったなら十分にふつうのアイドルになれたと思う。そんな彩城さんだが、個性的すぎるおじさんを相手にしている経験値は非常に高い。さて、私の番が来た。タトゥーのおじさんと2人組で撮影会。交互に身体を向けてポーズを取ってくれる。きょうもがんばったEOS。
     
うーん、真っ正面から撮らないとかわいく撮れないんだよな、この人は。ただ前髪が顔に影を落としている写真が多くて、これはキャノンの技術力ではどうしようもない。昨日と同じ、丸テーブルに座って挨拶とサイン。前のおじさん、身を乗り出して30cmくらいのところで話しているが、まったく動じない彩城さん。さすがだ。意外に早く終わって私の番。

  私 「初めまして。お目にかかれてうれしいです」(いつもの新規ファンアピールな)

  ゆ 「初めまして。ありがとうございます」

  私 「彩城さん、顔は小さいし、お肌は真っ白だし...」(なにを伝えたい)

  ゆ 「いえいえ」

  私 「お土産を持ってきました。LUSHのお肌セットです。これでますます...」(言葉が続かない)

  ゆ 「ありがとうございます(中を見て)わー、かわいい」

  マ 「ありがとうございます。お預かりしておきますね」

書き忘れたが、横に女性のマネジャーが立っている。後ろには昨日もいたお店の人と、もう一人スーツの男性。そういえば、昨日の原さんはお店の人しかいなかったな。マネジャーは来なかったのかよ。

  私 「これ(テーブルの上に置いてあるDVDを指して)、異色作ですよね」

  マ 「異色作(笑)」

  ゆ 「見てくれたんですか?! ドラマがちゃんとあるでしょ!」

  私 「(ドラマが無駄に長いのだが)はい、あと彩城さん、歌を歌ってましたね(アイドルユニットという設定)」

  ゆ 「そうなんですよ、歌いました」

  私 「(すごく適当な歌、それも1コーラスじゃなくてフルコーラス)あれはスタッフの方が作ったのですか?」

  ゆ 「監督が作ったんですよ。バンドとかやってて」

ここで彩城さん、色紙にサインを書き始める。うー、ここまでか。会社の秋田出身者から仕込んだ秋田県あるあるネタがある。大晦日にはすき焼きを食うとか、冬の体育は毎週1回スキー場に行くとか。

  私 「彩城さんは秋田のご出身ですよね」

  ゆ 「あ、はい」(なんとなく故郷を捨てた感のある返事)

  私 「秋田では大晦日にすき焼きを食べるんですよね」

  ゆ 「え?」

秋田出身者の嘘つきーーー! そういえば秋田は北と中央と南で習慣がまったく違うと言ってた。秋田ネタ終了ー。だが、ここからは完全に彩城さんがキャスティングボードを握る。

  ゆ 「10月と11月はイベントがたくさんあるのでまた来てくださいね」

  私 「あ、はい...」

  ゆ 「マシュマロのライブに来てくれたことあります?」

  私 「あ、いえ...ないです...」

  ゆ 「ぜひ来てください。けっこう狭いところでやるんですよ」

   (舞台と客席が近いという意味で彩城さんは言ったのだが、私は別の意味で涙が出そうになった)

  私 「あ、はい...」

  ゆ 「(身を乗り出して)顔、覚えます(ジーーーーー)」

  私 「うっ」

  ゆ 「校長先生みたい!」

じじいですから。そういうお年頃ですから。それに前の5人に比べたらそう思われてもしかたありません。でも

  校長先生はマシュマロのライブなんか行きませんから〜

色紙に「校長先生みたい」と書こうとするが、「校」の字をまちがえる。

  ゆ 「わたし、漢字がわかんないんだよね」

  私 「(校くらい書いてよ) 木偏に「交通」の「交」です」

学校の校を書けない人に交通の交って言ってもわからないか。でもそれ以上、説明しようがないよ。

  ゆ 「木に...交通の交...書けた!」

  私 「ありがとうございます(校長って書けてありがとうございます)」

その色紙がこれ。
     
色紙を受け取って握手をして終了。あー、昨日とは違った満足度があったな。彩城ゆりなさんはかわいいよ。とにかく華やかだった。さあ、来週の金曜日は最後の逢沢るるだ。この人はまったく情報なし。Wikiにも載ってない。しかもおとなしい人のような気がする。最後のレポを乞うご期待。