炎の三本勝負「原千草に会いに行こう」

14時開始、この人はベテランとまでは言わないが中堅の部類に入るので30人、多ければ50人くらい来るのではないか。とすると第一陣が終わった15時ちょっと前に入るのがちょうど良いのではないか。駅前で時間を調整して店に向かう。レジの前に告知が貼ってある。

  原千草サイン会 13時より

オーノー! 時間をまちがえた。すでに2時間近く経過してるじゃないか。レジのお兄さんに「まだまにあいますか」と聞いたらだいじょうぶとのことでDVDを買って参加券をもらう。「4階までエレベータで行って5階に上がる階段に並んでください」と言われた。ここで読者の方は原千草って誰だかわからないと思うので予備知識。

  原 千草 (はら ちぐさ)

  別名   京野ゆめ・ゆきか・尾崎 あかり・ちぐさ

  生年月日 1993年1月10日 現年齢 22

  公称サイズ(2014年時点)

    身長 / 体重 164 cm / ― kg

    スリーサイズ 90 - 61 - 88 cm

    ブラのサイズ F

  活動 ジャンル アダルトビデオ

     京野ゆめ(2010年 - 2011年)

     原千草 (2013年 - )

どうだ、わかったか。って、これだけ見てもわからないか。一言で言うと、好き嫌いが分かれるかなり通好みの女優さんだ。まさに「日本三大ぶさかわAV女優」の一発目にふさわしい。4階から階段を登ると当然、誰も並んでない。並んでないのは想定内だが5階の鉄の扉が閉まっているのが想定外。あれ、ここは裏口か。でも階段はここしかないしな。扉を開けて中に入ると係の人と思われるお兄さん。その場の雰囲気でわかった。もうイベントは終わっちゃったんだ。店舗の景品用のチェキを撮影している最中。参加券を見せると「1枚ですね。では私服に着替えますのでここでお待ちください」と扉のそばの椅子に座る。ちなみにDVD1枚で私服の撮影、2枚でツーショットチェキが付いて3枚で水着の撮影。ふつうこうなんだよ。なので1枚で水着の撮影だったエースのイベントはびっくりした。ただAV女優の場合、1枚目は指定の商品、2枚目以降は指定のメーカーまたは本人が出演している商品ならなんでもいい。そこが同じ物を何枚も買わせるグラビアアイドルより良心的と言える。それに水着の撮影は、この人たちの場合お肌の露出は見慣れているのでそれほどのインセンティブではなく、もしろ私服の撮影はそれはそれで価値がある。
椅子に座って待っている私。撮影は柱の陰になっているので見えない。3枚を買ってないから見てはいけないような気がするが、見ても叱られないような気もする。でも気が小さいから見なかった。首を伸ばしてチラッと見たら黒のビキニか下着だった。撮影が終わって着替えのためについたての向こうに行く原さん。あ、そのままでも私はかまいませんけど。後ろ姿の原さん、でかっ! 私は映像作品を見て、この人は顔が大きいのかと思ったが背がでかいんだ。上のプロフィールを見ると身長164cm、これにヒールをはくと170cm近い。太ってはいないがけっこう肩幅がある水泳選手型の体型。顔が大きいのではなくて全体がでかい。たぶん川口春奈もこういう感じではないか。
そのうち満面の笑みで原さん登場。ここで1分間の撮影会。もちろんマンツーマン。うう、30秒で十分ですけど。だが、いまの私は芽森さんの撮影会であたふたしていた去年の私ではない。私にはキャノンのEOS M3がついている。操作はまったくわからず、調整らしきこともまったくせずに撮影した写真がこれだ。
     
キャノンすげーー 自分でも手元がぶれぶれなのがわかったが、よくぞここまでの画像を残した。手ぶれ補正機能すげー 連写モードにしておいたが加減がわからずやたらバシャバシャ音がするので原さんに笑われた。撮影が終わって小さい丸テーブルの向こうとこっちに座る。原さんとの距離は50cmくらい。実物の原さん、映像のまんまだ。これほど映像と差がない人も初めてかもしれない。やはり映像と実物の差って、顔の曲率の問題なのかもしれない。小中学生がこれを読んでいたらぜひ夏休みの自由研究のテーマにしてくれ。この人って学級や職場にいたら、たぶんそこでいちばん可愛い人ではないと思う。合宿や林間学校の布団の中で

  A「なあ、原ってよく見るとちょっと可愛いよな」

  B「えー、そうか? どこが可愛いよ」

  C「あー、おまえ、原のことが好きなんだ」

  A「ち、違うよ、好きじゃないよ」

  C「やーい、やーい、原が好きなんだ」

という対象ではないかと思う。いつものイベントのレポならここで一言一句を書くところだが、なにしろ今回は映画の話で盛り上がって10分くらい話をしていたので書ききれない。主催者側からすると迷惑だったが次の人がいないのは楽だ。そうか、AV女優と前回のエース、やはりつぎの人が並んで待っていて、舞台に上がって話すのと、テーブルに座って話すのではプレッシャーが違う。それにしても原さん、初対面の私にハイテンションでずっと笑顔で話せるのはやはりプロだなと思った。いいなあ、もちろんプライベートでもこうだとは限らないが、原さんみたいな友だちとか恋人とか奥さんとか愛人がいたら人生が楽しいだろうな。ちょっとくらい顔が大きくても足が太くてもB君やC君にからかわれても人生楽しいって。
なんの工夫もないおみやげ、TOHOシネマズのギフトカードを異様に喜んでくれた。「わー、うれしい。ありがとうございます。うれしい、本当にうれしいです」...そこまでうれしいか? 「ブログに書いている以上に映画を観てるんですよ」と原さん。私は思った。マイナーアイドルのみなさんは生活が苦しい。だから夢のない話かもしれないが気の利いた物が思いつかないときは

  プレゼントは金券に近い物が喜ばれる

現金がいちばんいいのかもしれないが、それはさすがにね。並子さん*1のようにQUOカードも現金に近すぎるだろ。だから映画が好きな人はTOHOシネマズのギフトカード、本が好きな人は図書カード、ご飯が好きな人はお米券とか。ただお菓子や小物なら千円でも良い物はあるが、金券に近いものは千円というわけにはいかずに値が張るのが難点だ。その後、映画の話で盛り上がって、原さんは「日本全国にある変わった映画館に行きたい」、「今度、『ステーキ・レボリューション』を観に行く」と。この「ステーキ・レボリューション」は世界のステーキのドキュメンタリー映画らしいが「それ面白いですか?」と私。その後、かなりの時間をかけて色紙を書いてくれた。
     
握手をしてお礼を言って終了。あー、楽しかったな。大満足だ。書くのを忘れたが、待っている間にイベント参加券の番号を見た。私が最後だから、この番号がきょうの人数だろ。

  No.11 ...○| ̄L...

明日あわてなくていいように彩城ゆりなの参加券ももらったが

  No.3 ...○| ̄L...○| ̄L...○| ̄L ←これが私

事前に買った参加券が25番だったエースの偉大さよ。明日のイベントが心配だ。原さんはブログをまめに書いているので話題があったが、明日の彩城ゆりなは予備知識がなさすぎる。何の話をすればいいのかまったく思いつかん
(つづく)

*1:やっと字がわかった