舞原賢三監督「続・出資者募集」

思ったより帰りが早かったので更新。自分で紹介しておいて私が出資しないでどうする。申し込んでみたよ。支払い方法はクレジットカード、銀行振り込み、コンビニ払いを選べるので便利。1時間もしないうちに舞原監督からメッセージが届いた。メールではなくてメッセージと書いたのが、サイトの中に通信欄があって、そこでメッセージのやりとりをする。ちょうどヤフオクのような感じだ。もちろん私あてにメッセージが届いていますとメールが来る。ただあまりにも早く来たので、これは定型文が自動的に発送されるのかなと思った。まあ、私は映画以外になんの見返りも求めてないので、そこはどうでもいいのだが。
メッセージに対して「返信」というボタンがある。ここに何かを書いて送ると舞原監督に届くのか。これも読まれなくてもいいのでとりあえずメッセージを送ってみた。実写版セーラームーンを見ていました、舞原監督に回ってくるのを心待ちにしていたのを懐かしく思い出しました、その舞原監督が作る映画ならぜひ見たいと思ってわずかながら出資しました、完成の日まで応援します、などなど。
朝、起きてメーラーの受信トレイを見てびっくりした。舞原監督からメッセージが届いているのではないか。時間が4:24AM。どんだけ夜更かしなんだ舞原監督。あるいはどんだけ早起きなんだ。さっそく中を開くと

  舞原賢三 2015/04/23 04:24


  有難う御座います!

  『実写版セーラームーン』は作品と真正面に向かい合い、製作した作品でした。

  ○○様の心の中に残っていてくれたら大変嬉しいです!

  『あわ百合』も見た方の心に残る作品に成るように頑張ります。

  おっと、その前に映画を製作可能にしなければ!

  お知り合いの方に情報を拡散して頂けると助かります。

  今後とも宜しくお願い致します!

『実写版セーラームーン』は作品と真正面に向かい合い製作した作品でした...なんて良い言葉だ。その監督の思いはしっかり私たちに届いたよ。そして私の思いも舞原監督に届いたではないか。そうすると最初のメッセージも舞原監督がみずから送ってくれてたのか。まさか舞原監督とメッセージの交換をする日が来るとは思わなかったよ。
ところで私が最近思っている日本映画の法則「無名の10代の女の子が主役の映画に駄作なし」。これを考えてみた。こういうことではないだろうか。まずは「主役を数百人の中から役のイメージに合った子をプロデューサーや監督が選ぶ」、これは重要だ。北川景子が主演の映画はどんなに北川景子ががんばって演じてもやっぱり北川景子なんだよね。これはガッキーしかり、堀北真希しかり、宮崎あおいは言うに及ばず。さらに「その映画で初めて見る役者なので、その役者ではなく演じている役で見ることができる」。この2つの相乗効果で本当にこういう人がこの場所にいるかのように映画を見ることができる。あと、真実は知る由もないが無名のタレントなので事務所側から脚本や演出に対して注文が出ることもないのだろう。さらに主役の子の知名度で客を呼ぶことは期待できないので脚本、演出、さらに予告編やポスターも丁寧に作ってある。さらに付け加えると「主役が10代の女の子だと多少、演技が下手でもあの年頃の女の子ってああいう話し方や動作をするよな」と許せてしまう。そう考えると、普通の有名なタレントを使う映画っていったい何なのよと思ってしまう。
どう考えても200万円は集まりそうもないが、舞原監督へのエールのつもりで3,000円コースあたりを是非!