新種登場

2013年4月から2014年3月までの男の子の名前ランキングだって。
     
さすが、上位に来るのはまともな名前だな。って、1位がいきなり読めないけど。10位も読めない。たしか有名人の子どもでいなかったっけ。15位も読めない。どうやら「翔」を「と」と読むそうだ。1位が「はると」、10位は「そら」、15位は「あいと」だそうだ。あとは読めるね。

  葵(あおい)、蓮(れん)、優(ゆう)、碧(みどり、あおい)、翔(しょう)、

  蒼(あおい)、悠(ゆう)、誠(まこと)、奏(かなで)、未来(みらい)

よかった。まだまだ日本も捨てたもんじゃない。そうそうDQNな親ばかりじゃないってことだ。だが、この表、じつは右側に読みが出ている。一つは私が上に書いた伝統的な読み。もう一つが前衛的な読み*1

  葵(めろん)、蓮(れんれ)、優(ゆうろ)、碧(ああす)、翔(すかい)、

  蒼(あず)、悠(ゆづる)、誠(こうぞう)、奏(めろでぃ)、未来(いつか)

.....ふざけるのもたいがいにしろ! 「めろん」とか「ゆうろ」って、子どもに託す親の夢ってなんだよ。奏でると書いてメロディ、未来と書いていつか。とんちか。子どもの名前をクイズにしてどうする。ゆづるとかこうぞうは、ちゃんとした字があるだろうに、なぜこれにした? だが、同じキラキラネームでもこれは救いがある。中学生くらいになって子どもが「オレの名前はヤバい!」と気がついたら、ふつうの読み方で名乗ればいいのだ。羽愛人(はあと)くんや亜菜瑠(あなる)くんではそれができない。ちなみにリンク先には16位から30位まで出ているが、薫(きゃろる)とか大翔(ばける)とか、頼むから嘘だと言ってくれという読み方もある。この子らの未来に幸あれ!