こんな番組の存在自体を初めて知ったぞ。公式サイトはここね*1。過去のゲストと場所を見てみる。
熊澤枝里子(向島)
美優(築地)
三枝こころ(西荻窪)
堀内葉子(松濤)
真山景子(神楽坂)
今井りか(芝公園)
...人も場所もマイナーだ...これは全力坂*2と並んで、むしろ出てはいけない番組ではないだろうか。Rayのモデルがふたり入っているので泉里香もそっちつながりか。ようするに渋谷や新宿でデートするのは初級。向島や西荻窪でデートをしてこそ上級だということか。泉里香がデートをする場所は蔵前。いまはもう無い私の生家から3、4分歩くと隅田川に出る。蔵前橋を渡るとそこは蔵前。隅田川を挟んで墨田区から台東区になるが、蔵前は私の地元なのだよ。私がご幼少のころに通った幼稚園は「蔵前幼稚園」。22歳まで住んでいたし、7、8年前も蔵前にある会社に何度か通っていたことがあったので良く知っているが、ここには女の子が喜ぶようなものは何もないぞ。大通りにはおもちゃの問屋が並び、路地を入るとおもに繊維・服飾関係の小さい会社がある。こんなところに我らが泉里香を連れてくるなよ。だいたい、おもちゃはたくさんあるのに小売りをしないんだよ。東京上級デートどころか、東京最難関デート。東大の医学部並みのデートじゃないのか?
ナレ「近年この町は、建築家やアーティストなどクリエーターが集まり新たな文化を次々に発信。
大人の好奇心を刺激する東京のソーホーとなっている」
へええ、そうなんだ。私のお袋に教えてあげたいが、上の2行を老人にわかるように説明する自信がない。
私「最近の蔵前は東京のソーホーと呼ばれているんだってさ」
母「ソーコ? 倉庫なら昔からあの辺は多かったよ」
私「倉庫じゃないよ。クリエーターが集まるんだよ」
母「クレーター? そんな物騒なものがあるのかい?」
めんどくさいから黙ったおこう。
ナレ「きょうのあなたのお相手は」
里香「お待たせ」
なんか、泉里香の顔が変わった。いや、鼻が高くなったとか、目が大きくなったじゃないからご安心を。顔が痩せたよね。がっせき前屈のころと輪郭が違う*3。
(蔵前には来たことある?)
里香「ううん、初めて」
ここでやっとこの番組のフォーマットがわかった。一人称視点のカメラ。男性の会話は字幕で出て音声は無し。それに泉里香が答えるわけだ。アイドルのイメージビデオでよくあるやつだね。AVでもあるよ。ちなみに男性視点のAVは、アングルが単調になるので私は好きではない。泉里香の左肩で隠れているサインは「お食事と珈琲 ハット!!」。こういう喫茶店がまだ残っている事実だけで蔵前がどういう町かわかるだろう。
(雑貨が好きって言ってたよね?)
里香「よく覚えてる」
(蔵前にはオシャレな雑貨屋がたくさんあるんだ)
里香「あ、そうなんだ」
里香「楽しみ〜♪」
泉里香かわいいよ、泉里香。安座間美優と違ってキャプチャーをどこで止めても完璧。捨てるカットがないよ。久しぶりに見る動く泉里香に一点の死角もなし。しかも小悪魔度が上がっている。小悪魔度が上がっていまは「中悪魔」くらいになっている。小悪魔の泉里香ならつねられても良し。中悪魔の泉里香ならアイスピックで突かれても歓喜に打ち震えるであろう*4。