浜千咲改め泉里香「東京上級デート」レポ(後編)

昨日はおしゃれな雑貨屋に行ったところまでだった。

  私「だから、蔵前はすごく変わったんだってば。雑貨屋とかあるんだよ」

  母「雑貨屋は昔からあったよ。幼稚園の帰りに雑貨屋でタワシを買ったよ」

いまの雑貨屋は役に立たないものばかり売ってるな。

     

  (雑貨屋さん、楽しかった?)

     

  里香「うん、楽しかった。ありがとう」

     

  (ここも面白いお店なんだ)

  里香「え? どこ?」

同じアングルから撮っているのだが、低予算の情報番組ではもったいないくらい泉里香の表情の変化がうまい。つぎに行ったのがノートと筆記具の専門店。文房具マニアの私としては行ってみたいぞ。

     

  (ここはオーダーメイドのノートが作れるんだ)

  里香「へえ〜、作りた〜い」

表紙、中の紙、リングを選ぶと、10分くらいでノートを作ってくれるんだと。

     

  里香「これにしま〜す」

  ナレ「自然と会話も弾み二人の距離も縮まることだろう」

ノートを作れるのはわかった。でもそれで会話が弾むか?

     

  里香「できたよ〜 私だけのノート。なに書こうかなん」

泉里香がこのノートに誰かの名前を書くとその人が死ぬような気がする。でも文房具マニアではなくてもオーダーメイドのノートはうれしいか。1,170円で作れるそうなので、オーダーメイドの服やオーダーメイドの靴をプレゼントするのよりずっと安い。かといって粘土をこねて湯飲みを作るのでは時間がかかりすぎる。

     

  (お腹すいた?)

  里香「うん、すごいお腹減った」

     

  (じゃあ、ここで食べようか)

ちょっと待て。蔵前は定食屋とジョナサンしかないぞ。地下鉄で一駅行けば浅草だからそこで食べなさい。三定で天ぷらを食べて、デザートは梅園のあんみつだ。だが、いまの蔵前は私が知っている蔵前ではない。

     

  里香「すごいおしゃれだねー」

おっさんひとりでは気後れして絶対に入れないカフェだ。やっぱり私はジョナサンにしよう。ジョナサンもけっこう恥ずかしいけどな。さあ、そろそろ番組も終わりだ。見納めの泉里香。まずは一人称視点なのであまり出てこなかった泉里香の生足。
     
スカイツリー泉里香
     
肉を食う泉里香
     
泉里香の最大のアップ。
     
どう、だいたい雰囲気はわかったかな。ちょっと見ない間に泉里香がすごく大人の顔になったのと、いつでも女優OKのポテンシャルなのはわかってもらえたかな。でもね、たしかに新しいお店はいくつかできたらしいが、蔵前って3〜5階建ての低層のビルが多いので街の色がグレー。けっしてデートにはお勧めできないよ。