詐蛸3D

今日はGWの休日出勤分の代休だったのだ。私は「リング」シリーズは原作も映画も好きなので、この作品は楽しみにしていたのだよ。けっこう期待して見に行ったんだけど...まさか、まさか、こんなことが...あの「少林少女」*1に並ぶ映画が現われるとは。この不景気の中、「少林少女」並の脚本が許可されるとは。「少林少女」はまだ柴裂コウの修行の成果に感動を覚えたが、こっちは何もないぞ。マイレージが貯まっていたので3D映画の増額分の300円で見られたから腹も立たないが、これは強烈だった。なにしろエンドクレジットが終わっても誰も席を立たない。こんな経験は初めてだ。べつに映画が終わった後に石腹さとみの舞台挨拶があると思ってたわけじゃない。「まさかこれで終わりじゃないよね。最後になにかあるんだよね」と館内の全員が思ったに違いない。
ただ、私のポリシーとして一方的に作品にケチをつけたくない。例によってこの映画に満足を覚えることができるタイプの人を列挙してみた。この中で5つ該当するものがあればお勧めだ。

  1.怖い映画が苦手な人

  2.「リング」の世界観が嫌いな人

  3.可愛い貞子を観たい人

  4.石腹さとみのタラコ唇を3Dで観たい人

  5.石腹さとみのサラサラヘアーを大画面で観たい人

  6.石腹さとみの絶叫を大音響で聞きたい人

  7.生徒と見分けがつかない先生役の石腹さとみを観たい人

  8.気絶する石腹さとみを観たい人

  9.無駄に強い石腹さとみを観たい人

  10.石腹さとみを目に入れても痛くないくらい好きな人

  11.石腹さとみさえいればご飯を何倍でも食べられる人

  12.寝ても覚めても石腹さとみの人

  13.「なんで私を石腹さとみに生んでくれなかったの!」と両親を責めたことがある人

とにかく、石腹さとみ強すぎ、貞子かわいすぎ、脚本がテキトーすぎ。でも今をときめく石腹さとみだから5つくらい該当する人はけっこういるだろう。おそらく石腹さとみの女優人生での異色作、怪作になることはまちがいなし。みんな、映画館へGo!だ*2

*1:http://d.hatena.ne.jp/M14/20080502

*2:自分だけが悔しい思いをしたくないので犠牲者を増やしたい