そもそも、この小松彩夏シリーズのタイトルはいつから付けたのだろうと過去の記事を探して見たら2007年の3月22日*1、いまから5年前か。この記事を読むと、5年前の3月はセーラー戦士の中でもっともメディアへの露出が多かったのは北川景子ではなくて小松彩夏だったのね。プライムタイムの連ドラへの出演も決まったころで、小松彩夏はきっとグラビアアイドルからの脱皮をはかりたいのではないかと思ってこのタイトルにしたんだけど...それから5年間ずっとグラビアアイドルの小松彩夏。ただグラビアアイドルだったからこそゲットできた今回の連ドラ。
正直、レポが書けるほどこの番組の内容が理解できなかった...。なんでも、テレビ東京が作るグラビアアイドルのユニットのオーディションという設定だ。そこでの控え室の会話、インタビュー、彼女たちの日常などがつぎつぎと映るというドキュメンタリー風ドラマ。どこまでが台本でどこからが素なのかよくわからない。このドラマのテーマはズバリ「グラビアアイドルの悲惨な日常」。違うの? 少なくとも第1話を見るとそうなんだけど。
小松彩夏、ひさびさの連ドラ。記念すべき第一声。
彩夏「あの...アンリさんって何カップなんですか?」
...○| ̄L...
杏璃「彩夏ちゃんって、コンタクト...それ、カラコン?」
彩夏「あたし、何にも入れてないです」
杏璃「うそ〜」
彩夏「もともと目が茶色くて」
杏璃「でもすごい、お人形さんみたいだよね」
彩夏「いやー、ぜんぜんそんなことないです」
同業者も認める小松彩夏のお人形さん度合い。番組上の小松彩夏のキャラも本人そのまんまのようだ。ここで小松彩夏のインタビュー。この番組でのインタビューは、悪意のある質問をしてグラドルが困ったり怒ったりするところを見せるようだ。顔をいじってますよねとか、2000万円なら脱ぎますかとか。
彩夏「昔から鏡を見るのが好きでしたね」
いきなり始まったが、グラドルになった動機を聞かれたのだと思う。でも小松彩夏はグラドルになろうと思ってなったわけじゃないから。ちなみに、下に出ている「コマツアヤカ」がドラマの中での設定。
彩夏「だから自分の作品を見るのが好きだし、あと写真を撮られるのも好きです」
質問「じゃあ、ナルシスト?」
彩夏「いや、そういうわけじゃなくて...なんだろう...」
(インタビューの映像に混じって流れる撮影風景)
彩夏「ほんとは自信が無いから、それを見て少しでも自信を持ちたいなと」
そうだな。小松彩夏にいちばん必要なのは「自信」だと何年か前に書いたような気がする。
質問「でもそれを見た人は、ぶっちゃけオカズにしてるわけじゃん?」
彩夏「・・・・・え、なんですか?」
質問「へへ、オカズ、オカズ。そこについてはどう考えてんのかな?」
彩夏「・・・・・」
言ってやれ、小松彩夏! 「オカズにしてもらえたらグラビアアイドル冥利に尽きます」と。「AV女優なんか乳を見せて行為をして初めてオカズになってるじゃないですか。私は半チチでもオカズになれます。これがグラビアアイドル魂です」と。でも小松彩夏はそこまでグラビアに命を賭けてないだろう。彼女は舞台女優なのだ。
彩夏「.....うーん.....まあ、どうだろう.....」
質問「どうなの?」
彩夏「自分の中では、そうじゃなくて、一つの作品として」
質問「作品?」
彩夏「作品。作品としてやってる」
質問「ハハハ、でもそういう風に考えているのは自分だけだよね。
オレなんか自分の彼女がグラビアとかやったら絶対ヤルもん」
彩夏「・・・・・」
彩夏「え?」
なんちゅうインタビューだ。VIP会員よ、小松彩夏に伝えてくれ。彼女を高校生のときから知っている実写版のファンは君をオカズにしない。とくに中年のファンはお父さん目線で見てるから、仮に半チチじゃなくて全チチになっても小松彩夏では抜けない。小倉ゆずでは抜けてもセーラー戦士では抜けない。安心したまえ*2。
それにしても小松彩夏は19人のグラドルの中に入ると異色の存在だ。場違い感がありあり。ほかの人たちには無い品があると思う。あと思ったのだが、部屋の中にビキニの女性がいっぱいいる。
ここに美を感じないのはなぜだろう。室内でビキニという不自然さはある。あと肌の露出が多いと、そこから発せられる体温とか実際には感じないだろうが体臭とか、なにかきれいでないイメージが先行してしまうのだよね。一人ならそうでもないと思うので、やはり過ぎたるは及ばざるが如しなのだ。それにしてもこのドラマ、あと9回はどうなるのだ。来週に引っ張るものが何もない展開。視聴率は3%行くのか?
小松彩夏、最後のカット。
良かったな、好きな人はいないってさ
*1:http://d.hatena.ne.jp/M14/20070322
*2:それは安心するということなのか?