北川景子「大女優への道」

前振りがLeo16さん*1と同じになってしまうが、やはりこのニュースだ*2。私がわかりやすく解説してあげよう。事故に巻き込まれて患者は重体。手足がもげて内臓が2、3個破裂。当然、意識がなく、呼吸も人工呼吸機でさせている状態。動脈がいくつか傷ついていて血液はダダ漏れ。湯水のように輸血をしてなんとか心臓が動いている患者。その患者を見守る家族。たとえどんな状態でもいい。生きてさえいてくれれば。その家族に向かって医師が言う。

  医者「安心してください、もう大丈夫です。熱は下がりました!」

  家族「ただの風邪か! 」

そりゃ原子炉の温度は下がるよ。燃料が容器の外に漏れちゃったんだから。いったいどうなっているのかいまだに確かめられないのが現状。燃料が地中にまで達していたら土壌の汚染、最悪は地下水の汚染が始まる。地下水脈なんかどこでどうつながっているかわからないから被害がどこまで広がるのか。もう政府と東電の言うことが信じられないのは3月からだが、これをそのまま報道してしまうマスコミもいかに腐っているか。これは我が家の北海道移住計画を10年前倒しにしないといけないかも。さて、通常営業に戻る。
みんな、今週のドラマは見たか?

     

    「ミタさんは希依が守ってあげるから」

     

    「お願いですから、これ以上優しくしないでください!」

泣けたなあ、この子たちはいい子だなあ。って、違うよ。北川景子の「なぞなぞは遠足バスの中で」は見たか。いよいよあと2回。なんか前半がもったいなかったな。最終回の視聴率が15%を超えれば秋のドラマの平均視聴率ベスト3も夢ではない。最終回のためにラス前の今回はつぎに引っ張るラスト。

     

  景子「あなたが犯人なの? 影山」

犯人にしちゃおうよ。「隅の老人」の最終回とか、クリスティの「カーテン」とか探偵が犯人なのは過去にもあったよね。でもそんなことしたら原作者と櫻井のファンからフルボッコになる。今回のゲストは

     

     石黒賢

華子様の映画にも出ていたんだよね。

     

     主人公の少年の父親役。華子様に誘惑される

石黒賢を介してつながる北川景子と華子様。今週の存在感が薄すぎだから犯人はこの人じゃないの? 動機がないか。でもこのドラマはもともと動機がテキトーだから。今週は突っ込みどころがなかったのでこれでレポを終わるけど、刑事のときの北川景子は本当にイイ。
     
こういうちょっとした表情が上手にできるようになったよね。あ、そうだ。こんな記事があった*3。ほとんどはミタの話なのだが、最後にこんなのが。

  特筆すべきドラマとして中町氏は「謎解きはディナーのあとで」を挙げる。

  「心情や感情表現をじっくり描くことを飛ばして(物語が)進むことに斬新さがある。

  ゆっくり立ち止まって考えるドラマではなく、表現として新しい」。

  これには、ドラマの感情表現に付き合うことを面倒くさがり、

  展開自体を楽しめればよいと感じる若い視聴者がいる背景があるという。

特筆すべきドラマだって。すごいじゃないか。でも「心情や感情表現をじっくり描くことを飛ばして」物語を進めようとしたのではなく、心情をじっくり描けない脚本と、感情を表現できない役者なので結果的にそうなっちゃった疑いを捨てきれない自分が憎い