北川景子「大女優への道」続・北川景子一家

前回までのあらすじ*1。姉が出るか妹が出るかもめにもめた今回の月9。「Dear Friends」や「モップガール」に主演したエキセントリックな妹か、前回の月9や「真夏のオリオン」に出演した清楚な姉か。そもそも、いまいちキャラがつかめない脚本の設定もよくない。この姉妹の争いは、姉を押す母、妹を押す祖母の嫁姑の争いに飛び火して北川一族全体の紛争になってしまった。見るに見かねた所属事務所の星屑。なにしろ星屑の株の20%を北川財閥が持っている。スポンサーを拝み倒して、シャンプーのキャンペーンに引っかけて勝敗を決めることになった*2

  A 曾祖母の妹。北川財閥の土台を揺るがしたほどのワル(妹派)

  B いちばん下の妹。彼女の存在は北川景子最大のシークレット(姉派)

  C 母。専業主婦(姉派)

  D 従兄弟。北川財閥の後継者で米国留学中(妹派)

  E 祖母。北川財閥の中興の祖(妹派)

  F 双子の妹。女優。チョイ悪でさばモグの特技を持つ

  G 曾祖母。北川財閥の創始者(姉派)

  H 双子の姉。女優。清楚だがHな姉

なぜとっくに故人になっている曾祖母やその妹が、双子のどちらを支持しているかがわかるのかと疑問をお持ちだろう。このAからHのプロフィールをよく見て欲しい。Cの母だけが平凡すぎるのに気がついたか。彼女はただの専業主婦ではない。イタコなのだ。このイタコの母が曾祖母らの霊を呼び出して、姉と妹のどちらが今回の月9に出演するべきか聞いたのは言うまでもない。
さて、アニスタグランドチャンピオン、じゃなかった、北川一族の人気投票の結果だ。ところで、なぜ姉か妹を選ぶのに、母や祖母までコンテストに出場したのか。そんな凡人の発想でこの一族を推し量ってはいけない。全員が多かれ少なかれエキセントリックで目立ちたがりなのだ。

  1位 H 双子の姉

  2位 A 曾祖母の妹(妹派)

  3位 E 祖母(妹派)

やはり、Hと清楚、この二つを併せ持った姉は強力だ。エリア別、男女別すべてにおいて1位を取っている。2位は北川一族最大のワルである曾祖母の妹。清楚な姉が1位、ワルの彼女が2位。このアンビバレンスこそ北川一族の最大の武器。3位には現在の北川財閥を作った祖母が入っている。昭和一ケタ生まれの祖母だが、彼女のカリスマ性は平成の現在においても有効だった。なお、男子が選んだ2位にはFの双子の妹が入っている。やはり、男性の目から見ると双子の姉妹がツートップなのだ。
さて、Hで清楚な姉が1位になったものの、2位と3位には妹派の親族が入っている。結局、月9には姉、番宣のバラエティには妹が出ることで決着が付いたことを付け加えておこう*3