北川景子「大女優への道」−5LDKレポ−(第1回)

なんだ、この番組は。はじめて見たぞ。時夫の番組なのね。
     
ドアが開き、時夫に拍手で迎えられ入ってくる北川景子。最初に紹介のビデオ。

  ナレ「オリコンの2008年期待の若手女優ランキングで第1位に選ばれました」

1位が北川景子。以下、北野奇異、美並、夏歩、榮倉七と続く。こんなの知ってるよ。それに、それに

  北川景子は毎年毎年、活躍が期待される女優なんだよ

ようするにブレイクしきれてないということじゃないか。

  ナレ「女優としての彼女はよく知られているがその素顔は謎に包まれたまま。

     今夜は知られざる彼女の一面が続々登場! 女優・北川景子の素顔を大暴露しちゃいます」

謎に包まれているわけではないのだよ。理解できないだけなんだよ。

  時1「なんか映像で見ると大人っぽいよね」

  時2「でもふだんは...若い感じがしますよね」

  時3「あそこに映ってた人がここにいるんだもん。すごいよね」

  全員「素人やん」

さすが時夫、生き馬の目を抜く芸能界に長く君臨してない。マジな会話が続いたらボケてフレームを自分に持ってくる。セーラー戦士も華子様もこういうところを見習うのだ。あさみんはこの技ができるんだよね。

  ナレ「女優として多忙な日々を過ごす彼女ですが、実は休みが嫌いなんだとか」

  時1「働いてたいの?」

  景子「そうなんです。仕事がないと心配になってしまうんです」

  時3「いやいやいや、休んだ方がいいって」

  時4「そもそも休みってそんなにないでしょ」

  景子「役に入っているときは連日撮影だったりするんですけど、

     映画と映画のあいだに1週間くらい空くとなにしていいかわからなくなっちゃう」

仕事がないと心配になるのは芸能人なら誰でも同じだと思う。心配にならないのは華子様と沢井美優だけだ。だが、北川景子の心配は仕事の心配ではなくて、休日の過ごし方がわからない心配のようだ。
     

  時5「最近、休んだっていつですか?」

  景子「最近...1ヶ月で1日、あったかな...って」

  時5「どんな過ごし方を...」

  景子「起きたら夕方だったんですね」

  時1「前の日に遊んじゃう感じが?」

前の日に夜遅くまで遊んだので夕方まで寝たのだと思った時1。それではふつうの人だ。北川景子はそんな小物ではないぞ。

  景子「だいたい仕事のあとはそのまま帰ります」

  時1「あら...お酒とかはあんまり飲まないの?」

  景子「飲もうと思ったらこのグラスに一杯くらいは飲めるんですけど」

  時2「飲みそうだけどね」

酒をあんまり飲まない話って過去にあったっけ。たぶん私と同じくらいのキャパシティだね。私のことはどうでもいいですか。じゃあ、先に進めます。

  時5「じゃあ、このあいだの休みは4時に起きて、その後なにしてたの?」

  景子「つぎの日の台本を読んで...その後、また寝ました」

  時2「趣味とかないんですか」

  景子「趣味・・・・・・(沈黙)・・・(スタジオ爆笑)アハハ、ないです」

  時1「じゃあ、家からほとんど出ない?」

  景子「出ないです、はい」

  時4「じゃあ、家は完璧に、自分の好きな配置にセットアップされてるというか」

  景子「はい、DVDのパッケージと中身が違っていても自分がわかってれば平気みたいな」

     
あんまりおもしろいから全文を転記してるけど、この調子で書き出したらどうなるんだオレ。でもね、趣味がないとか、家から出ないとか、こういうのって自分に自信がある人か開き直っている人ではないと若者はなかなか言えないよ。やっぱ北川景子は大物だわ。どうでもいいけど、さっきから会話を書き写すためにところどころで録画を止めるでしょ。そのたびに変顔になるのはなんとかしようよ。あとでキャプチャーを取るのに苦労しそうだな
(つづく)