北川景子「大女優への道」

みんな、霊泥の第2話は見たか？セーラーマーズとキューティーハニーの豪華共演だったな*1。このドラマ、好き好きはあろう。出来不出来はあろう。だが、北川景子のファンにとってなりよりうれしいのが

　　安心して見られる

ことではないか。私は北川景子の過去のドラマ、映画の中でこれほどハラハラしないで見られたのは初めてだよ。「水に棲む花」の妖怪以来のハマリ役ではないかと思う*2。日本を代表するような俳優って役を選ぶでしょ。自分のイメージを壊すような役は拒否する。北川景子は別の意味で役を選ぶ女優なのだ。
北川景子のせいではないのだが、このドラマは犯人像が中途半端なのだよね。北川景子は犯人のプロファイルをしても、脚本上の犯人のプロフィールがどっちつかずだろうと。つまり犯人は残虐な連続殺人をする。その一方で犯人をそこにかりたてた動機に同情すべき点を与えている。だからって人をつぎつぎ殺して良いものではないし、普通の人はしない。そのハードルを易々と飛び越えてしまう犯人の異常さをちゃんと描かないから、今回のハニーだって最後は「出来心でCDを万引きしちゃいました」程度の終わり方になってるでしょ。
ところで、番組の公式ツイートを見てたらこんなすごいのがあったよ。