弓原七海のセーラームーンの思い出

1月3日のライブチャット「エッグアイドル」において相原七海の口から出たセーラームーン関係の話題を忘れないうちに書いておこう。その前に、私のブログにいただいたコメントで「なぜ沢井美優はこういうイベントをやらないのか」と憤慨されていた方がいた。お気持ちはわかるが、この番組に沢井美優が登場したら明らかに芸能人としてグレードダウンだ。過去に出演したアイドルを見て欲しい*1。これだけ無名の人を「アイドル」と呼ぶことの正当性を考えてしまうようなマイナーぶりだ*2。この中では弓原七海など立派な経歴である。

     かわいかったですよ。みんな私より年下だから

「あの番組は微妙だった」という内容の書き込みに対してのコメント。よく考えたら毎週7時半に歌が流れるとは言っても録音。下手したら放送さえほとんど見てないかもしれない。当日はこういう返事に困るような質問も多かった。もちろん番組を否定するようなことなど言えるはずもなく、かといって「そんなことはない。いい番組だった」と言えば書き込みへの否定になってしまう。そこで番組そのものへのコメントを避けて「みんなかわいかった」と述べるあたり、彼女の機転の早さを感じる。

     私は練習する時間がたくさんあったはずなのに

歌いながら踊るのは難しい、手と足がばらばらになってしまうという発言があったので、私が「キラリ☆スーパーライブではちゃんと歌って踊れてましたよ」と書き込んだ。それに対してのコメント。「みんなは番組の収録で忙しいのに時間を見つけては練習をして本番では立派に踊っていたんですよ。私は練習する時間はたくさんあったはずなのにちゃんとやってなかったんですよね。本番でもうまくできなくてみんなに悪かったんです」とコメント。この殊勝さが萌える。だが弓原七恵が出てきたところは、人ルナが連れ去られた後とフィナーレだけ。踊りといってもキラリ☆の振り付けだけ。これほど反省するようなこともないし、問題なくできていたと思うのだが。そもそも周りと合わせる必要もなく、キラリ☆の振り付け自体を初めて見るので、その完成度など本人以外は誰にもわからない。
よく考えたらセーラー戦士弓原七海の接点はこのスーパーライブだけだったのではないかな*3北川景子は廊下で会っても目さえ合わせなかったかも知れないし、小松彩夏は最後までこの人は誰なのかわからなかったと思う。以前にも書いたが、DVDの特典映像。幕が降りて喜びたたえ合う役者たち。舞台の隅でぽつんと立っている小枝に沢井美優が駆け寄り「ありがとうございました」と手を握る。このDVDでいちばんの名シーン。沢井美優小林靖子が書いた脚本以上に月野うさぎ的な人なのだ。

*1:http://mycasty.jp/egg/index_bbs.html

*2:ああ、だからエッグアイドル−アイドルの卵−か

*3:うさぎと人ルナは後日にイベントで共演しているが