さあ、NHKとLADYだけDVDにコピーができた。ズムサタは寝てる間にやろう。これで3日間のネタは確保したぞ。こういうときはその翌日からまったくネタを思いつかなくなってプチ・スランプになるんだよね。ごちゃごちゃ書いてないで録画を見よう...先に言っておく。第一報以来、夜も眠れないほど心配している全国2,805人*1の安座間美優ファンのために言っておく。
安座間美優の歌はだいじょうぶだ*2
キラリ☆スーパーライプで沢井美優の持ち歌を沢井美優より上手に歌った安座間美優の歌唱力は錆びてない*3。出だしが小松彩夏の「べいびべいび〜」と6割くらい同じだ。
始めにCMが流れる。
美優「がんばれ! ルーキー!」
(♪ベイビベイビ突然に〜♪
美優「新生活で楽しいことやたいへんなことを体験中のみんな」
(♪フォーリンフォーリン始まった♪)
美優「NHKが応援します! ほら、好奇心を刺激する番組がいーっぱい!」
(♪あーいの○▼※◇♪)
美優「ひとり暮らしの学生さんなら受信料は半額」
(♪ベイビベイビ○▼※◇♪
美優「さあ! ステップアップして行こう!」
(♪きっときっと探してる そーんな日常に♪)
美優「がんばれ、ルーキー! 詳しくは携帯で!」
(♪○▼※◇○▼※◇♪)
私は録画を最後まで見たのでバックに流れている歌を安座間美優が歌っているとわかったのだが、最初に聞いたときはまったく気がつかなかったよ。ぜんぜん声が違うんだもん。ナレーションも悪くない。セーラームーンや「おもさん」のころに比べたら格段の進歩、別人だよ。安座間美優は我々の知っている安座間美優とは別次元の存在になっている。まあ、100テイクくらいあったのかもしれないが。
MC「安座間美優さんでーす」
美優「お願いしまーす」
大木「いえーい」
美優「がんばれルーキーの安座間美優です。お願いしまーす」
MC「安座間さんは雑誌の専属モデルで、沖縄出身、現在24才。モデル歴は8年という」
大木「あ、けっこう長い」
MC「はい。モデル以外にも民放でお天気キャスターを務めています。マルチでございますから」
大木「すばらしいねえー」
さすがにNHK。誌名は出さないし番組名も出さない。でもこれでズムサタの視聴率は少し上がるはず。こんな番組を見ているのは高齢者。高齢者の朝は早いのだ。
大木「しかし、安座間美優さんの『みゅう』って変わった名前ですよね」
美優「はい、小泉今日子さんの『夜明けのミュウ』という(スタジオに曲が流れる)はい、この曲があるんですけど
私がお腹の中にいるときにお母さんがずっと聞いていてミュウって響きが可愛いって付けたと聞きました」
大木「それでミュウさんなんだね」
MC「仮に名字が『夜明けの』だったら『夜明けの美優』になってたわけですね」
美優「まあ...」
大木「だったらだろ」
MC「仮に『なんてったってアイドル』を聞いてたら『アイドルちゃん』になってたんでしょ」
美優「そうかもしれないですね」
大木「ないと思いますけどね」
なんなんだよ、こいつら。実に低次元のギャグ。こんなの民放だったらNGだろう。安座間美優も反応に困っている。
ここで安座間美優とMCからキャンペーンの説明。学生だけでなく単身赴任のお父さんも50%割引きになるそうだ。てか、タダでいいだろ。
MC「新生活を始めたルーキーの方が対象になるんですけど、安座間さんのルーキー時代のエピソードをまとめました」
あら、セーラームーンいっちゃうの? 変身バンクが放送されちゃうの? まさかね。
MC「『困ったときの親頼み』これはどういうことなんでしょうか?」
美優「私は高校2年生から上京してるんですけど、そのときはマネージャーさんと二人暮らしをずっとしていて
そのときは高校に通いながらずっと仕事もしていてその両立がすごくたいへんで。
沖縄にいるときは近くに親がいたので気づかなかったんですけど、
親がいないとすごく心細いし、悩んだときにどうしていいかわかんなくなっちゃって
毎日、泣きながら母親に電話したりとか」
MC「あらー」
美優「いまは母が出てきてくれて二人で暮らしてるんですけど、いるだけで気持ちがぜんぜん違います」
MC「離れて初めてわかる大切さみたいなものがありますからね」
美優「はい」
大木「結果、お父さんがひとり暮らしになっちゃったんだ」
美優「はい、お父さんがルーキーになっちゃったんです」
大木「お父さん、がんばってください」
なんだよ、MCより安座間美優のがずっと上手じゃないか。やはりズムサタの2年半は安座間美優の血となり肉となっているのだ。高校2年ということは、セーラームーンの撮影のために上京したんだね。前にも書いたか。さすがに小松彩夏のように通勤はできない。でも時間だけなら一関より短かったりして。
MC「つづいてこちらです。『初レコーディング』」
なんだよ、ルーキー時代って2番目はいきなり現在だよ。でもレコーディング風景が流れる。これはおいしい。女性アナウンサーの解説つき。
美優「ふふ、緊張〜」
ナレ「初のレコーディングに戸惑うみゅうみゅう」
みゅうみゅうって、ここで初めて出てきた呼び名だから、この番組で初めて安座間美優を見た人はわからないぞ。NHKはかんちがいしているぞ。エピちゃんが誰かはみんな知っているが、みゅうみゅうはダメだ。安座間美優はそんなに有名じゃない。
音響効果をしてない声は安座間美優だ。おそるべし音響効果。
ディレクター「少しはっきり歌ってくれる?」
なんだよ、その指示。これってほぼ全否定じゃないの?
ナレ「『言葉が聞き取れない』と厳しいダメ出しをされつつもがんばります」
美優「いまのでだいじょうぶですか?」
ディレクター「はい、全然OKです」
美優「本当ですか?」
美優「やった〜!」
そう、ここまでできれば、あとは音響効果でごまかせると。そんなことは言ってなかったけど。
MC「レコーディングは初体験だったんですよね?」
美優「はい」(2回目だろうがよ)
MC「どうだった?」
美優「緊張しすぎて自分の声がまともに聞けなかったので、合ってるかどうかもあんまりわかんない状態で。
でもさっきみたいにアドバイスをしてくれたりとか*4、歌っていると声も出てきて
自分でも気持ちよくなってきたので最後は楽しく終われたんです*5」
MC「もっとはっきり歌ってって言われてましたからね(笑)」
美優「ハハハ」
MC「かなり強めですよね」
大木「遠慮してたんだなー」
美優「はい、最初は遠慮して小さく歌ってたんで」
MC「遠慮する必要ない(笑)」
美優「ハハハ」
MC「このキャンペーンソングは3月からスポットやイベントで流れるそうなんです」
やたらイベントが強調されてるけど、どんなイベントがあるの? 生歌はやめたほうがいいと思うよ。
大木「それでは安座間さん、がんばれルーキーのメッセージをお願いします」
美優「楽しくて得する情報がパソコンや携帯サイトから発信されています。
いまなら準備サイトがあるのでぜひそちらをブックマークしてください。
そして3月1日から私のブログや携帯の待ち受けも始まりますのでそちらもお願いします」
大木「(コメントを)書き込んじゃおうかな」
MC「ハハ、メッセージを送っちゃおうかな。ということで安座間さん、きょうは本当にありがとうございました」
美優「ありがとうございました」(スタジオ拍手)
おお、待ち受け。ズムサタの待ち受けにモッチーばかり出しているうちにNHKで待ち受け。いや、安座間美優の待ち受けよりモッチーの待ち受けのが安いのだ。
それにしても、どこよりも先に漢館のサイトにメイキングまで公開されたから、これの営業をしたのはヴァーテックスじゃなくて小学館だよね。こういうときは得な専属モデル。そのバーテックス、昨日やっと情報が出た*6。「キャンペーンソング『baby baby』もよろしくお願いします」って、お願いされてもなにをすればいいの? CDが出るわけじゃないから。「歌ってます」にしたほうがいいと思うけど。この会社のサイトを久しぶりに見たが、レイアウトがちょっと良くなってタレントが増えてんじゃん*7。いきなりNo2になった木公島王留美って有名な人なの。なんか昔からいる人の間にどんどんニューフェイスが入って下克上になってんだけど。しかも4番目と5番目の人、これ以上の情報なし。
合計7分間。過去に漢館TVはあったが、それを入れても安座間美優のインタビューでは過去最長。アニスタやウォーキング天気より長い。いくら漢館のトップモデルでもお茶の間の認知は低い。これで一気に知名度を上げ、つぎにつなげるのだ。やった、これでまた一歩、野望に近づいた