検証・これが実写版の台本だ!−act35(その4)

6月15日「検証・これが実写版の台本だ!−序章(その4)」で書いたとおり、act35のゲストは美奈子のマネジャーの松尾と、黒木ミオの病室に「面会時間そろそろ終わりですよ」と告げに来る看護師の2人だけである。ではチケット売場のお姉さんは台本ではどうなっているのだ?その部分を見てみよう。

     【シーン23】チケットセンター(日替わり)*1

     『愛野美奈子緊急ライブ!限定チケット!』

     とある看板に『うりきれ』と書いてある。

     大慌てで駆けつけたうさぎは立ちつくす。

     うさぎ「うそぉ・・・。せっかく二人でライブが見られると思ったのに・・・」

     激しく落ち込んでトボトボ引き返す。が、その前に車が停まる。

     ウインドウが下がり、美奈子が顔を出す。

     美奈子「うさぎちゃん」

     うさぎ「!美奈子ちゃん?!」

     美奈子「し−」

台本はこれだけなのである。カウンターの中にいるお姉さんとうさぎの会話はもちろん、その後に出てくるまことも「ヤダヤダヤダ(ジタバタ)」台本には無い。これはどういうわけであろうか。
(つづく)

*1:この「日替わり」の意味は不明