観光客の数を規制して←そっちじゃない

京都 完全版 2024

以前も記事にしたがゴミの問題。

maidonanews.jp

これが京都なのか!?大量のゴミが散乱する「祇園」の惨状に絶句…
オーバーツーリズムに困惑する京都市民「観光客の数を規制して」

   

文中に

ゴミ箱の設置数を増やせという声もあったが、八坂神社から祇園四条駅に至る約1キロの歩道には、左右の歩道にそれぞれ4~5基ずつ、数箇所にわたりゴミ箱が設置されている。つまり、通常の観光客の数を想定した数が設置されているにも関わらず、設置されたゴミ箱から大量のゴミが溢れ出しているということは、訪れる観光客のマナー低下に加え、京都市内中心部には今、想定を上回る数の観光客が集中している、ということになる。

上の写真を見るとゴミ箱の数より回収の頻度でしょう。「観光客のマナー」と文中に何度も出てくるが、「捨てるところがなかったら持ち帰る」、これがどの国にも通じると思っているなら脳ミソが腐っている。ゴミ箱をもっと増やす、回収する頻度をもっと上げる。これ以外に方法は無いではないか。ディズニーランドなんか歩き食いしている人はもっと多い*1。それに対して

京都市は学生や高齢者が多く、納税義務者の割合が少ない。さらに、近年開店した観光客向けの飲食店や宿泊施設の多くは、中国などの海外や東京などの京都以外の資本。また、インバウンド拡大による宿泊施設の建設ラッシュ、外国人による不動産取得急増による市内地価や市税の高騰などで、子育て世代を中心に大量の人口が転出。そのため、市民からの税収が低下し続けている

つまり京都市の財政は豊かでないので対策が立てられないということか。以前も書いたが、それなら観光客から金を取れば良い。京都市への入場料を1万円。これでディズニーランド以上の対策が取れるだろう。だがこれに対しても観光客は富裕層だけでないと記事に書いてある。

京都市内を訪れる訪日客の多くは、タクシーやレストラン、高額な土産物には目もくれず、公共交通機関に大型のスーツケースを複数持ち込み、海外資本の施設に宿泊し、海外資本店のテイクアウト商品を食べ、ディスカウントショップで海外製商品を買い漁っている

できない理由ばかり並べやがって。それだけが目的の人はわざわざ京都に来ないだろう。それに入場料が払えない人がよそに行くならけっこうなことではないか。20年以上も前だが、札幌に住んでいたときニセコにスキー旅行に行った。自宅から車で行けて、ホテルも食事も安くリフトも空いている庶民のレジャーだった。でもいまは日本人では簡単に行けないくらいの価格になっているホテルも多いと聞く。それは世の中が変わったとして受け入れるしかないだろう。京都も変わらなければいけないのだよ。とはいっても京都市がそれをできるとも思えない。いっそ、三井不動産みたいな大手デベロッパーに任せれば良いのではないか。京都市の事業にすると間に入って実際は何もしない中抜き業者がたくさん出てきそう。私は死ぬまでに一度くらい行くかもしれないので、日本人は3000円くらいにして欲しい。

*1:と思う。長いこと行ってないからわからないが