リアルドールってなんだ?

気持ちはわかるが税金でやってはいかん。

mainichi.jp

徳島県が特産の藍染めの魅力をPRする事業のために公費で購入したのは、40万円を超える成人用の等身大人形、ラブドールだった

   

上原多香子風を選んだのか、いいセンスだ。って、そこじゃなくて。人間は自分の金ではなくなると、とたんに頭が働かなくなる見本だ。たしかにリアルな美人顔。ポージングが自由。だがラブドールの持ち味である「リアルな肌触り」、「取り外して洗浄ができるパーツ」がまったく使われないのでかなりのオーバースペックだ。私はマスコミや野党とは違うから文句を言うだけでなく、どうすべきだったかの代案を考えるぞ。いろいろ探したら「リアルドール」というカテゴリがあるようだ。

wrdoll.com

ラブドールではない等身大ドール。上の会社はシリコン素材の顔に人間そっくりのメイクをするのが特徴らしい。メイクといっても人間のメイクとは違い、落ちない素材で恒久的なペインティングをするわけね。

   

どうよ。不気味の谷を完全に突破しているだろ。中心価格帯が65,000円から85,000円なので、これを市販のマネキンの首とすげ替えれば10万円でおつりが来る。ただ、しっかり固定しないと衝撃でポロリと落ちて、犬神家の一族の菊人形みたいに会場がパニックになるから注意だ。かなりの種類があって

   
   アイドル風。

   
   佐々木希風。あごを手で持っているのがなんだかエロい。

   
   北川景子風。

しかし、このリアルドールって本来の用途がまったくわからん。首から下も売ってるのかな。でもそこで質感を追求しちゃうとラブドールになっちゃうでしょ。それとも首だけタンスの上に置いておいて「ボクだけを見つめていて欲しい」とか。それは落ち着かないだろう。お子さんや親戚の男の子の入学祝いにどうぞ。