じつは1号への搭乗がいちばん怖かった

サンダーバードへの乗り込み方は1号から5号までぜんぶ違う。新作は旧作からやや変わったが、やはり2号がいちばん怖いと以前に記事にした。おさらいをしよう。

   
   写真の前に立つとパネルが縦方向に回転

   
   頭を下にして滑り降りる

   
   途中で回転し、顔を下にして滑り降りる

   
   身体は固定されているものの下には何もない

   
   終端まで来たらハッチの中に飛び降りる

完全に絶叫マシンの世界。2号がいちばんヘビーだと思っていたのだが、新作では1号のがデンジャラスなのに気がついた。2号はたしかに怖いが身体はつねに固定されているので怖いだけで危険はない。では1号の搭乗シーケンスを見てくれ。

   
   パネルの前に立ちフックを下げる

   
   パネルが回転し、壁の向こう側に行く

   
   向かいにあるエレベーターの上に立つ

   
   エレベーターが急降下。このエレベータには囲いとか手すりがない

   
   下まで来ると台に移動し、その台が1号まで張り出す。この台にも手すりがない

   
   椅子に乗り移り船内に

スコットは途中で数歩だけ歩く以外は立っているだけ。だが直立に立ち続けなければならない。エレベーターで降下中に前によろけたら壁に激突し即死。台に乗って水平移動中に動いたら台から数十メートル下に転落して大怪我。ソファに座っているだけで船内まで連れて行ってくれる3号に比べて過酷すぎる。でもこのくらいのことができないと国際救助隊が務まらないのだろう。よかった、トレーシーの息子に産まれなくて。