ありがとう石川佳純さん

卓球王国2023年2月号

不思議なシンクロニティってあるんだよな。はてなブログって下の方に「関連記事」、その日の記事と似た記事(実際は同じ単語を含む)が出てくるでしょ。そこにこれが出てきて

m14.hatenablog.com

これはなんで書いたんだっけと思った。自分がその記事を書いた動機が、じつは記事のタイトルや主題とは別のところにあるケースがある。この記事はまさにそれ。ドレス姿でアスリート以外の人に混じると意外にごっつい石川佳純の画像を載せたいために、映画の紹介をしたのだった。以前にテレビで早田ひな選手(22才)が出ていて「試合中に球は見えているんですか?」と聞かれて「見えないです」と答えていた。つまり球を見て打っているのではなく、予測した弾道に身体が反応しているだけ。それがよくわかるのがこの動画。


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テレビだと選手の正面か背面からの映像なのでわかりにくいが、この動画にはラリーを横から撮影したものがある。これを見ると球がラケットに吸い込まれるというか、まるで相手のラケットに向かって球を打っているような気さえする。「よく見る」とか「よく考える」ことなら身体能力の衰えを知識や経験でカバーすることができるかもしれない。でもこの動画を見ると頭脳や肉体を超えた「神経」の勝負なので、これは鍛えようがないよね。彼女、日本と中国以外の国に行けば来年のパリオリンピックに出場できるはずだし、運良く日本と中国の選手に当たらなければ銅メダルを取れるかもしれない。でももう十分だ。私が自分の名前を書けるようになる前の年令から卓球をやってたんだもんな。私が飯を食うこととエロいことしか頭になかった年令から日本代表だったんだもんな。マスコミ、スポーツ界から引っ張りだこなんだろうが、しばらくはゆっくりして欲しいな。昼ごろまで寝て、パジャマのまま寝っ転がって缶ビールを飲みながらテレビを見る。夕方になったらジャージに着替えてパチンコに行って、帰りに中華屋で餃子を食べながらビールを飲む。いつか気が向いたら「佳純ちゃんみたいになりたい」と練習している全国の卓球少年、卓球少女に指導をして欲しい。長い間、お疲れさまでした。本当にありがとう。