WBC優勝おめでとう!

巨人の星」よりこっちのが好き。

   我ら九人の甲子園 : 1 (アクションコミックス)

最終回、大谷が投げて、エンゼルスのスター対決を制して優勝って、どんなマンガだよ。登板したピッチャーのユニフォームが汚れているのって珍しい。野球のことをよく知らない私がWBCを見て思ったことを書いてみる。見当違いなことかもしれないが、野球を知らない人からはこう見えているということで読んで欲しい。

野球は静的なスポーツである

久しぶりに野球を見たが、他のスポーツに比べるとインターバルが多いでしょ。出てくるピッチャーごと、バッターごと、さらには一球ごとにインターバルがある。動きがあるのはバッターが打ったときだけで、それも10秒くらいで完了する。良い悪いという話ではないよ。だから見ていてわかりやすいというメリットはあるが、サッカーやバスケに比べるとのんびりしたスポーツだと思う。

WBCは野球のワールドカップではなく野球選手のお祭り

他のスポーツだとワールドカップとか世界選手権があって、それは世界一を決めるオリンピック以上に重要な試合。そこに出場すること、そこで上位の成績を収めることが選手の目標であり、出場できるとなったら所属チームは全面的に協力する。WBCはそのつもりで参加している国もあるとは思うが、プロの球団がある国ほど、大切なのは国内での成績であって、WBCにそこまでの重きを置いてないように見える。そうなるとWBCってなんだ?ということだが、オールスターゲームのインターナショナル版、野球選手のお祭り。なので、以前のイチローもそうだったが、アメリカから帰国して参加している選手が楽しそう。それがチーム全体に伝わってとても和やかな雰囲気が漂っている。これがワールドカップとは違う、WBCの醍醐味ではないかな。それが最後まで見られて本当によかった。さらに準決勝と決勝が無理ない時間に生で見られて良かった。在宅勤務の人は良かったね。