北川景子「女神の教室」

最終回の内容は、いままでの流れと予告編で予想はついた。

   
学生時代の理想と、実務での現実のギャップにヘコむ卒業生も。

   
一人だけまだ合格できなくて悩むまえだまえだも。

   
学院の存続を賭けた公聴会に出る柊先生へ、ぶっきらぼうながら有益なアドバイスをする藍井先生も。

   
公聴会での柊先生の演説がドラマの総集編になっていることも。

   
ラストでかわいいところを見せる藍井先生も、すべては予想できた。だが予想できなかったのが

   
あれ?

   
この人はもしかして

   
これって偶然なの? それとも狙ったの? 最終回に沢井美優の登場だい。「家売るオンナ」にも沢井美優は出たよね。そういえば公聴会の委員長も「家売るオンナ」で亡くなった奥さんを偲んで女装をしていたお隣さん。あと4人の卒業生、彼らが依頼人や被告のことを思い、もう一歩踏み込もうとすると先輩や上司に止められる。ただ、彼らが立派なのがそこで諦めるのはなく、無茶をして強引に進めるのではなく、ちゃんと先輩や上司を頼って、動かしていることなんだよね。

   

   

会社なんか金儲けのことしか考えてないのさと諦めてしまうとか、無謀なことをしたために止められて悪いのはオレじゃないと開き直るのは会社員としてはダメ。同僚や上司の助けを借りてでも、とにかく結果を出す。そこが学校と会社のいちばんの違いではないかな。あー、終わっちゃった。視聴率的には及第点に満たないのかもしれないが、少なくとも私は毎週月曜日が楽しみだったよ。これってすごく重要。正直、「LADY」、「探偵の探偵」、「悪夢ちゃん」は北川景子が出てるから見ていただけで、それほど楽しみにはしてなかったんだよね。テレビや映画の次回作ってなにか情報はあるのだっけ? つぎはおっちょこちょいの役がいいなあ。