沢井美優「上田と女が吠える夜」

   

沢井美優が初めてのバラエティ出演。ありがとう、旦那さん。出演者はこんな感じ。

   

   

もうね、バラエティ番組のこのフォーマットは飽きたよ。MC+口の悪いレギュラー+ゲスト+お笑い芸人。レギュラーとお笑い芸人はいらないでしょ。MCとゲストだけでいいだろ。レギュラーを除く実際のゲストはこう並んでいる。

   

うう、沢井美優は上段の左端なのであまり映らないだろうな。まあいい。でもこの中に沢井美優だと、もう圧倒的な美貌と上品さだったぞ。上品さって、沢井美優はそこを売りにしてないでしょ。むしろ屈託の無さというか快活さが売りでスポーツ少女がそのまま大人になったイメージ。だがこのメンバーの中だと、べつに本人は気取ってはいないのに周りの品がなさ過ぎて相対的に一人だけ王女様みたいな感じだった。月のプリンセスだもんな。それにしても久しぶりにテレビで見たドラマでない素の沢井美優。いや、バラエティ初出演だから素の沢井美優を見るのは初めてか。すごく色っぽくなったよ。北川景子泉里香には無い色気がある。ただこの2人はずっと見ているので変化に気がついてない点はあるかもしれない。順番にMCの上田から話が振られて沢井美優の番。ご主人との馴れそめを話す。

   
   10月22日に入籍

   
   3年前にテレビで見て一目惚れ。好きすぎて生まれて初めてお笑いのライブに通う

   
   そこで出待ち

ここまでは一般人と同じ。同じ過ぎる。やってることが沢井党と同じだ。沢井党が沢井美優を出待ちしているとき、沢井美優本人は高岸の出待ちをしていた。だがいくら沢井美優の出待ちをしても沢井美優と結婚はできない。この先が沢井党と異なる。

   
   何回か通っていたらマネージャー同士が知り合いなのがわかった

   
   マネージャーに取り次いでもらって、本人に連絡先を聞く

   
   デートは公園。「ベンチでお話をしました」

中高生か! 子どものデートか! 「初めてのデートでサイゼリヤ牛角は有りか無しか」みたいな話題があるけど、こちらはもっとすごい。交通費だけ。

高岸「今日は暑いから喉が渇きましたね」
沢井「あそこの水飲み場に行きましょう」
高岸「ごくごく」
沢井「ごくごく」

というやり取りがあったのだろうか。でも喫茶店やレストランで向かい合って座ると、なにかしゃべらなければならないというプレッシャーがあるが、ベンチで横に並んで座り同じ方向を向くと逆に話しやすいんだよね。これ、最初からマネージャーに聞いていたら沢井党と同じステップを省略できたのではないか? いいんだ、ステップを踏むことが楽しいんだ。しかし、ほかのゲストに比べて異次元すぎる純情さ。この瞬間、好感度が爆上がりしたのではないか。

   上田「いま幸せでしょう。そんだけ好きな人と結婚できて」

   
   「はい、とっても」

ここで好感度メーターの針が振り切れる。

   上田「やっぱり私は高岸が好きなんだなあと思うことある?」

   
   「オレンジの物がすべて高岸に見えるので」

   
   北原里英「(オレンジのワンピースを着ているので)高岸さんに見えてる可能性ある!」

そんな可能性はありません。あとは

   
   ロケで家を空けることが多いので

   
   高岸が着ていたパジャマを枕に着せて一緒に過ごす

こええよ。「ジョニーは戦争に行った」とか「芋虫」を思い出しちゃうよ。あとは

   番組で「家の写真を撮ってください」と頼まれて衣装ケースを映すと

   
   「本当にオレンジですね」と言われる

   
   その写真がこれ。

   
   上田「消防署のロッカーじゃねえか!」

その突っ込みは私も思いついた。沢井美優の出番はこんなところだ。上に書いたようにすごく良かった。バラエティ慣れしてないところが逆にすごく良かった。どこかの局のプロデューサー、この番組を見てて来年のドラマに使ってくれないかな。あとセーラームーンを見てた人は思い出してくれたかな。うさぎちゃんが結婚したよ、いまでも芸能人をやってるよ。