クリーニング屋から届いたワイシャツを水戸の実家に届けた咲(北川景子)。帰りに想い出の食堂に入る。
ポスターが貼ってあるから自衛隊御用達なんだな。
紘一(瑛太)のお気に入りだった唐揚げ定食を頼む。多いよ、唐揚げもご飯も多いよ。実はここに来れば紘一に会えるかもしれないと微かな期待をしていたのだがまさかね。と思ったら本当に紘一が来た。ドラマだから。
紘一と咲の会話。面倒くさいので紘一は「紘」ね。
紘「なぜ君がここに?」
咲「え? それは...」
紘「もしかして...」
咲「・・・・・」
紘「君は...」
咲「・・・・・」
紘「本当は...」
咲「・・・・・」
紘「この店の唐揚げが気に入ったんだな」
咲「え?!」
違うだろー!
紘「だから言っただろ、ここの唐揚げは最高だと」
咲「う、うん、そうだね」
紘「君の考えや気持ちは手に取るようにわかる」
咲「本当だね」
わかってないだろー! でもこの二人って夫婦としてやって行けるのか? 妻が経済的にも社会的にも自立していて、夫をイグアナみたいな稀少動物のペットとして見ることができればうまく行くかもしれない。妻は嫌なことがあったら八つ当たりとわかっていても夫を怒鳴りつける。その不満に対して的確なアドバイスや慰めの言葉が来ることは期待しない。ただストレスのはけ口になればいい。夫は八つ当たりだとわかっていても、いや八つ当たりだとわからずにとにかく妻に謝ってなだめる。こういう関係が築ければ長くやっていけると思う。実生活もこれに近いような気がする。
紘「・・・・・」
咲「・・・・・」
紘「もう君の夫じゃないのにな」
咲「わたし...本当は、ここに来たのは...紘一さんに」
ここで ♪ずっと ずっと ずっと♪ になると思うじゃないか。私は思ったよ。 ところが
筑前煮女キタ━━━━\(゚ ∀゚)/━━━━ !!!!!
この「筑前煮女」、この時間のツイッターのトレンドワードで20何位かに入ってるのな。もうみんなこのドラマの別の楽しみ方を見つけたようだ。私が選んだ「筑前煮女ツイッター大賞」は
米津のスタンバイが遅いから筑前煮女来ちゃったじゃないのー😭 #リコカツ
— あさ乃💐 (@asanocchi) 2021年5月28日
あそこで♪ずっとずっと♪が流れなかったのは米津のスタンバイが遅かったからなのか。ここから先、店を出て駅まで走って行って電車に乗るまで北川景子のセリフはほとんどないのだが、怒り、絶望、悲しみ、表情の変化は見事。
このあと、東京に帰った咲のところには弁護士、紘一のところには小説家、もうぐちゃぐちゃ。馬子先輩はもう出ないのか?