北川景子「リコカツ」

　　　

　　　♪ ずっと、ずっと、ずっと ♪

　　　

 それにしても北川景子の運の良さよ。このドラマ、脚本、演出ともすごい水準じゃないか。とくにスピード感がある場面展開が素晴らしい。運というより、TBSがそこまで自信があったドラマだから「じゃあ、主演は北川さんで」となったのは彼女の実力と実績なんだろう。「LADY」の贖罪の意味もあったかもしれん。でもあのドラマでご主人と知り合ったんだからな。

　　　

このシーンとか、別れる理由がつまんないこと5つしか思いつかないとか、カーテンの話とか、家を出た瑛太を北川景子が走って追いかけるとか、そこまで引っ張って別れんのかーい！ ラストが多少無理やりでも米津の歌に乗せるとたいていのことは視聴者が納得しちゃうマジック。あと、今回あらためて思ったが瑛太のロボット風演技が北川景子の演技を5割増しくらいで引き立てているよね。良かった、本当に良かった。「家売るオンナ」のほかにテレビの代表作ができて。さあ、来週から最終コーナーに突入だ。いは、まだ早いか。