春よ来いビデオまつり「スーパーティーチャー 熱血格闘」「レディ・オア・ノット」

 来週の後半はもう4月だってよ。

アフターショック(吹替版)

アフターショック(吹替版)

  • 発売日: 2014/01/11
  • メディア: Prime Video
 

 【1,000円】アメリカ人の男3人がチリに旅行に行く。そこでひっかけた女性3人とバカ騒ぎをしていると大地震。そうかこれは災害パニック映画か、と思ったら怖いのは地震ではなく暴徒。「女がいるぞ!」と追いかけられ抵抗する主人公たちが一人ずつ死んでいく。むしろ危機になると地震が起こって救われるという...ここからの4本は週末100円セール。見たかった作品が入っていてラッキー。

ボディカメラ (字幕版)

ボディカメラ (字幕版)

  • 発売日: 2020/08/26
  • メディア: Prime Video
 

 【1,700円】これは心霊物なのかサイコ物なのか超能力物なのか終盤になるまでわからない。ボディーカメラとは警官が胸に付けて事故処理や容疑者を追跡するときを録画をするカメラのこと。主人公の女性警官の同僚が惨殺される。現場に停まっていた車を探しているうちに次の事件が発生する。今度も警官が惨殺されボディカメラの映像に不可解なものが映っていた...怪異の正体が終盤までわからないのと主人公が非力なのがイイ。タネがわかるとそんなことねえよ、という内容なのだが思ったより複雑な話でラストは主人公の心に救済がもたらされるちょっとイイ話。よくできたB級映画

スーパーティーチャー 熱血格闘 (吹替版)

スーパーティーチャー 熱血格闘 (吹替版)

  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: Prime Video
 

 【1,800円】昭和の学園ドラマかよって内容だが、型破りな教師と落ちこぼれクラス。こんな先生いねえよ、こんな生徒はいねえよとリアリティには乏しいがたまにはこういう話も悪くない。香港映画で主役はイップマンの人。滅茶苦茶な話だが、最後までスピード感が途切れること無く楽しめる。映画の作り方の丁寧さは日本も見習った方がいい。エンディングテーマもタイアップ曲ではなくフルオーケストラの曲を作っているんだよね。

リズム・セクション (吹替版)

リズム・セクション (吹替版)

  • 発売日: 2020/04/22
  • メディア: Prime Video
 

 【1,500円】音楽の話かと思ったら全然ちがって、テロリストが起こした飛行機事故で家族を失った女性が、そのテロ集団を追う組織の助けを借りて復讐をする話。ただしその組織は表だって動けないので女性が一人でやらなければならない。にわかの訓練を受けたものの素人、せっかく敵の一人の家に忍び込み後頭部に銃を突きつけたが引き金を引けない。躊躇しているうちに襲われてしまう。終止こんな感じで007やジェイソン・ステイサムが出てくる映画では起きない事態が起き、そこにリアリティがあり、従来の作品にはないスリルがある。

レディ・オア・ノット (吹替版)

レディ・オア・ノット (吹替版)

  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: Prime Video
 

 【1,900円】これは面白かったー、お勧めの映画。主人公が旧家の御曹司と結婚する。結婚式は屋敷の庭園で開かれ、式が終わり屋敷に戻るとクジを引かされる。出てきたのが「鬼ごっこ」。この一族のしきたりで、これが出たら花嫁が隠れ、親や親戚が探す。ただし見つかったら殺される...敵は武器を持っているとはいえ普通の人(殺そうとする点ではまったく普通では無いが)、屋敷も広く、外に出る手段もあるので、逃げることはそれほど難しくない。だが助かったと思うとつぎのピンチが来て、最後までその繰り返し。ラストは最大のピンチと最大のカタルシスがあり、緻密に作られた脚本が見事。