冬のビデオまつり「ダウントン・アビー」「マイ・インターン」

 ジョン・カーペンターの「ハロウィン」とはまったく関係ない。

ブギーマン (The Boogeyman)

ブギーマン (The Boogeyman)

  • メディア: Prime Video
 

 【500円】子どものとき部屋に現われた怪人(ブギーマン)に父親を連れ去られてしまった。大人に言っても信じてくれず行方不明扱い。大人になった主人公、またブギーマンらしき怪異が起こる...主人公を心配する恋人、叔父さん、従兄弟にちゃんと相談しないからみんなが犠牲になってしまうパターン。これは嫌いだ。

シン・シティ 復讐の女神(吹替版)

シン・シティ 復讐の女神(吹替版)

  • 発売日: 2015/06/18
  • メディア: Prime Video
 

 【1,900円】エヴァ・グリーンがやたら裸を見せる本作は「シン・シティ」の続編。コミックの実写化ではなく、実写をコミックのように見せる独特の演出は前作どおり。ボロボロになったミッキー・ロークを助ける酒場のお姉さんがレディ・ガガでびっくり。カメオ出演ってこのくらいじゃなけりゃね。

劇場版 ダウントン・アビー (字幕版)

劇場版 ダウントン・アビー (字幕版)

  • 発売日: 2020/05/20
  • メディア: Prime Video
 

 【1,900円】これは映画館で観たかったぞい。まさに「ザ・映画」って感じ。「ドクター・デス」の監督にも見て欲しい。君が作ったのはテレビドラマだよって。本作は劇場の予告編で知ってたのだが、テレビドラマがあって、それの最終回の先を描いた完結編のようだ。私はドラマの方は見てないのだが冒頭の15分くらいでポスターに映っているこれだけの登場人物が次々と廊下や部屋や庭で言葉を交わし、ドラマを見てない私でもその人の立場や人間関係やわかる仕組みになっている。国王がこの屋敷に立ち寄り一泊することになった。その準備から当日、そして別の場所で行なわれる晩餐会までを描いたものだが、そのメインストリームにいろいろなエピソードがからまって2時間があっという間。そしてエピローグにあたる舞踏会で、宙ぶらりんだった問題の解決がつぎつぎと行なわれる。でもあの人の恋の相手はメイドさんだから舞踏会に出られないよね。と思ったら夕暮れの空をバックにバルコニーで踊ってんじゃん。まいった。

マイ・インターン(吹替版)

マイ・インターン(吹替版)

  • 発売日: 2015/12/07
  • メディア: Prime Video
 

 【1,900円】有名な映画なのでストーリーは書かなくても知ってるよね。もうロバート・デ・ニーロの表情だけの無言の演技とアン・ハサウェイの泣きの演技がすごすぎ。これができる俳優は日本にいるかなあ。大きなイベントは起こらないし起こりようもない舞台設定なのだが、脚本、演出、演技、どれも素晴らしい。予算が無いから良い映画が作れないと言ってる日本の映画関係者はこれを見て反省して欲しい。