真夏のビデオまつり「ロストパラダイス・イン・トーキョー」「アコークロー」

コロナが無かったらこの猛暑の中でオリンピックをやってたのか。怖ろしいのう。

スクリーム・オブ・バンシー ~殺戮の妖精~ (字幕版)

スクリーム・オブ・バンシー ~殺戮の妖精~ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 【300円】テンプル騎士団が箱に封じ込めた悪魔を考古学者が知らずに開けてしまう。この映画はすごい。なにがすごいって残り時間10分になってもまだクライマックスが来ない。

ロストパラダイス・イン・トーキョー

ロストパラダイス・イン・トーキョー

  • 発売日: 2018/04/25
  • メディア: Prime Video
 

 【1,200円】白石和彌監督の幻のデビュー作らしい。黒沢清中田秀夫白石和彌、この日本を代表する名監督でも総合プロデューサーが秋元康だと駄作ができてしまう恐怖。本作は関係ないけど。ポスターを見るとこの姉ちゃんが無茶をやって周りの人を巻き込んで大騒ぎになる映画だと思うだろ。全然違うんだよ。父親と暮らしていた知的障害者の兄を、父親が急死したので引き取ることになった。自分の性的な欲求を処理できない兄のためにデリヘルに来てもらう。それがこの姉ちゃん。昼間は地下アイドルをやっているが暮らしていけないのでデリヘルをやっている。主人公にとっては意思の疎通もできず、ひらすら迷惑な存在だった兄だが、この姉ちゃんはひたすら優しくコミュニケーションも取れている。同情なのか興味なのか、兄弟の部屋に転がり込んで共同生活が始まる...ふざけているようでテーマは重い。ラスト、この兄ちゃんは超人か!

アコークロー

アコークロー

  • メディア: Prime Video
 

 【1,000円】沖縄を舞台にした正統派の怪談話。最後まで飽きない作りだが...主人公がかわいそうすぎる。正当防衛だったのに、なぜ警察を呼ばないで池に沈めた?!