梅雨のビデオまつり「クローズド・ノート」「はじまりのボーイミーツガール」

   f:id:M14:20190708215444j:plain 1,500円

この映画の舞台挨拶だよね、沢尻エリカがやらかして時代が北川景子になった記念作。沢尻エリカが引っ越した部屋で前の住人が忘れていった日記を発見する。その持ち主が竹内結子なんだけど、彼女が小学校に赴任してからの学校での出来事や恋人とのことが書かれている。それを読んでいる時間が竹内結子のドラマになっていて、主演は沢尻エリカだが竹内結子の出演時間のが長い。その映画の舞台挨拶でやっちまったのがどれほどイタイことであるか。私は原作を読んでいたので、この話のメイントリックをどうやって映像化するのかと思っていたが上手に処理されていた。ただこの映画、無駄に長い。2時間20分もある。その割に前半に出てくるエピソードが後半で回収されてないので、それを省いて2時間にまとめれば良かったのでは無いか。あと原作にはない、映像的に見栄えがするエピソードを最後に加えてあるが、そこまでのリアルさがそこで嘘っぽくなりむしろ余計だった。

 

   f:id:M14:20190708215440j:plain 1,200円

前作は引退して静かに暮らしていたエージェントが、顔見知りの娼婦を助けるたためにロシアンマフィアを敵に回す戦いに身を投じてしまう話。本人は戦う気は無いのに向かってきた相手をやっつけちゃうのでどんどんすごいのがでてきて、最後は丸腰ながら主人公が勤めるホームセンターにあるものでマフィアの集団と戦うのがクライマックス。な、面白そうだろ。だが2作目は昔の仲間が殺されたためプロの戦いに参戦するもので前作の巻き込まれ感がゼロ。これじゃあ、普通のアクション映画なんだよなあ。

 

   f:id:M14:20190708215433j:plain 1,000円

アベンジャーズの最終作は見てない。一つ前のあの劣勢からどうやって逆転するのかと思ってたらキャプテン・マーベルか。生身で宇宙空間を飛ぶわ、両手からカメハメ波みたいのを出すわ、キャプテン・マーベル強すぎ。こんなに強いキャラでは逆にストーリーが作りにくいだろうに。DCコミックのスーパーマンに当たる存在がマーベルのキャプテン・マーベルなのか。

 

   f:id:M14:20190708215436j:plain 1,800円

これは劇場で見たかった。CGもないし、爆発もしないけど劇場で観るべき映画ってあるんだよね。劣等生の少年が優等生の少女を好きになる。なぜか彼女も彼の勉強を見てくれたりなにかと気にかけてくれる。彼女はチェロ奏者をめざしているが両親にも隠している秘密があり、自分を助けてくれる人が必要だった。それを知ったとき「僕は盲導犬か!」と怒り彼女の元を去ろうとするが...子どもたちを苦しめるのは大人だが、ラストで窮地に陥る子どもたちを助けたのもまた大人だった。映画の終わり方が卑怯! これからどうなるんだよ!