閉店70%引きセールをやってたんですよー

最近、私がたまに行く文房具売り場が本八幡、市川と立て続けに閉店になってしまった。文房具店は本屋のつぎに好きな空間なので実に寂しい。本屋も残っているのはチェーン店だけで、あとは全滅。本や文房具に限らないことだが、店に100種類の商品が置いてあるとして、その中で毎日売れるのって20くらいなんだと思う。残りの80はたまにしか売れない。だがそのたまにしか売れない商品の品揃えが本屋や文房具屋の、少なくとも私にとっては心地よい、ワクワクする空間を作り出している。ところが高回転率の20の商品、本屋なら雑誌や話題の本、文房具屋ならボールペンやノートをコンビニに持って行かれちゃうと、80を飾るスペースを維持できるだけの売上が確保できない。本も文房具もAmazonのが在庫が豊富だよという意見はあるだろうし、実際にそのとおりなのだが、店って「おお、こんな本があるのか!」とか「ぬおお、これだよこれ、オレが欲しかったのは!」という発見があるでしょ。本屋はチェーン店が生き残っているのでしばらくは大丈夫そうだが、私のような文房具オタクには冬の時代がやってきたのだよ