小松彩夏「白衣の戦士」

このドラマ、なにがマズいんだろうと考えた。海月姫芳根京子ちゃんだって、いいかげん大げさな演技だった。

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映画「センセイ君主」の浜辺美波ちゃんなんか大げさを通り越して9割が変顔だった。

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だが二人とも違和感がなくドラマに馴染んでいたんだよね。この差は何なのだ? ヒントは北川景子の映画「ジャッジ」にあった。主人公の妻夫木聡が世界中のクリエーターが集まるCMの審査会に出ることになる。英語が苦手な彼は、過去に出たことがあるリリー・フランキーに教えを請いに行く。だがリリー・フランキーは英語以前にあの場で日本人が発言すること自体がまず無理。それには目立たなければならないと...

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   「おまえ、これ着て出ろ」

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   「えー? やり過ぎじゃないんですか?」

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   「いいんだよ、外人なんか顔からしてやり過ぎなんだから」

 中条あやみって、顔の一つ一つのパーツが大きくて、作りが派手。それでいて顔自体が小さいので余計にパーツの存在感が大きい。それが大げさな表情をすると

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日本人なのにやり過ぎな顔になってしまう。彼女の場合、芳根京子ちゃんの半分から3分の1くらいの表情で十分なのだ。

現役看護師が語る「白衣の戦士」第2回ー探し物ー

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 娘は見るのを止めてしまったが、過去に聞いた話とドラマのエピソードの関連で書いてみる。今回のドラマは捨ててしまった患者の社員証をゴミの山から探す話だった。看護師が探し物をすることはよくあって、いちばん多いのは錠剤。配られた薬を飲むときに誤って落としてしまう。それを探すのは看護師の仕事。そんなの探さなくても新しいのを持ってくればいいだろと思うのだが、もちろん床に落ちた薬なので新しいのを持ってきて飲ませる。だが探さないで新しいのを持ってきて、あとから落とした錠剤が見つかるとインシデンス(医療事故)と見なされる。あとで患者が床に落ちた薬を飲んだら2倍の薬を飲んだことになるからだと。なので老人は看護師の目の前で飲んでもらう。認知症の老人は看護師が薬を口に入れる。実際には入院患者のほとんど老人、さらにその老人のほとんどは認知症なので、全員に薬を飲ませるのにかなりの時間を要するわけだ。

あと探し物で最悪だったのがウンコ。過去の記事で書いたと思うが、検便をすることになっていた。認知老人だと紙おむつをしているので、それを交換するときに便を採取すれば良い。だが娘はうっかりそれを忘れて紙おむつを捨ててしまったことがあった。しかたないので使用済みの紙おむつをいれるでかいポリバケツから紙おむつを一つ一つ取り出し、その老人のウンコの色と形はだいたい覚えてくるのでマッチするものを探したそうだ。私ならミッションをクリアしたら一刻でも早く記憶から消したい事実だが、こういうことも日常茶飯事なので我が家の夕食の話題に聞かされた。

さて、小松彩夏だが今週も出ているよ。レギュラーだから当たり前か。

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レギュラーが男女とも濃い人ばかりなので、薄味の小松彩夏は逆に目立つんじゃないかな。がんばれ、こまっちゃん