今期のドラマ、平均が2ケタになっているのがわずかに3つだけという。スポーツ新聞やネットの芸能ニュースは視聴率だけ見て、ネットからネガティブな意見だけ拾って記事にしているが、「美女と男子」、「リスクの神様」、「エイジハラスメント」、「表参道高校合唱部!」なんかは、ドラマをちゃんと見ているライターは「視聴率は低いようだがなかなか面白い」と悪くない評価をしている。書籍のように、どのタレントが出ているとか視聴率と関係なく、作品としての評価をするような団体なりサイトがあったら良いのになあ。私とLeo16さん、あとコメントをいつもくださる方々が年金生活に入ったらみんなでサイトを立ち上げちゃう?
「探偵の探偵」の論評はないかと待っていたら出てきたよ。新幹線の車内販売や書店で「WEDGE」って雑誌を見たことがあるでしょ。朝日新聞や毎日新聞と真逆の立ち位置の雑誌。あれのWeb版に
シリーズ化に期待 フジ「探偵の探偵」 北川景子のアクションの迫力 −今夏のドラマは実りが多い−*1
さすがWEDGEだ。「今夏のドラマは実りが多い」なんて意見、初めて見たよ。しかも「探偵の探偵」のシリーズ化まで期待してくれている。次シーズンを作るならフジテレビじゃなくて日テレあたりでお願いしたいところだが。リンク先を見るのがめんどくさい人のために抜粋を。
フジテレビ「探偵の探偵」もまたシリーズ化に期待したいドラマである。
(あらすじの紹介なので中略)
原作の玲奈の容貌とスタイルは、主人公役の北川景子の姿と寸分も異なっていないといえるだろう。あたかも北川のために書かれた小説のようである。
玲奈は「死神」がカゲにいると思われる事件に次々と巻き込まれていく。悪徳探偵やハングレと戦う北川景子のアクションが素晴らしい。
北川の過去の作品にはなかった、新しい彼女の魅力である。
戦いながら、顔や腹、腕や足を痛めつけられ、血を流す北川の演技は壮絶である。表情をいっさい変えない。内心の苦悶を決して顔にださない。
クール・ビューティーの北川の転機となる作品である。