真夏のビデオまつり

      1,000円
何十年ぶりかで会った幼なじみ。小さい頃に家族で行った島にバカンスで行くことになった。ここで何かが起きたはずなのに思い出せない。島の人が自分たちを見る目もなにかおかしい。主人公を襲う怪異。昔、なにがあったのか...私は開始30分で骨格がわかってしまったよ。幼い子どもは残酷だ。そのときの罪をいつまで背負わなければならないのか。ひたすら後味が悪い。


      1,000円
仕事にも恋にも疲れてしまった主人公。母親から、むかし住んでいたアパートの管理人のお婆さんが亡くなったと連絡が来る。その地に向かう主人公は、庭に大きなポプラの木が立っていたアパートでの日々を思い出す...毎日が輝いていた少女時代が、くすんでしまった今の自分には眩しい。それがそのまま子役の本田望結ちゃんと大人役の村川絵梨の対比になっているのが、良い配役といえばそうなのだが、村川絵梨は朝ドラのヒロインを演じながらブレイクしなかったなと。


      1,200円
C級映画かと思ったら意外と良くできていた。沈没船ハンターの主人公たち。漂流している船があるという情報をもとに船を探し当て乗り込む。それは数十年前に行方不明になった豪華客船だった...主人公を助ける女の子の幽霊が女優のミムラにそっくり。この子の存在でラストは感動さえある。


      1,200円
奄美大島で暮らす少女一家の物語。ゆったり流れる時間と美しい自然、それは良いのだが映画として何が言いたかったんだ? とりあえず主役の女の子が、「夏色のナンシー」を歌ってたころの早見優を野生化させた感じで可愛かった。


      1,800円
けっこう有名な映画だがたしかに傑作。巨大なUFOが南アフリカヨハネスブルク上空に来る。この先は、宇宙人が攻撃してくるか、宇宙人と仲良くするかに分かれるものだが、この映画はおおぜいのエイリアンが難民となって地球に住みつく。このエイリアン、地球には無いテクノロジーを持っているものの、基本は乱暴なので第9地区と呼ばれるエリアに隔離をする。そこから出てきて強奪するエイリアンがいたり、ナイジェリアから来た犯罪者が第9地区で武器を売ったりと、これは南アフリカアパルトヘイトや難民問題を風刺しているのか。ところが後半は活劇になっていて娯楽映画のいろいろな要素が詰め込まれている名作。


      1,200円
人口の爆発と環境汚染のために他の惑星に人類は移住をしなければならなくなる。その候補地として火星の調査に向かうクルーたち。ただの調査のはずが、いろいろなトラブルや、予想しなかった火星の何かによって命がけのサバイバルになってしまう...個々の要素は宇宙物の映画で出尽くした感があるなあ。最後の脱出もつい最近見た映画にあったぞ。でもこっちのが先か。


      1,000円
台湾の映画かな。主役は江口洋介。登場人物が日本語で話したり中国語で話したり。これは中国語に統一するべきだと思うが、江口洋介がセリフを覚えるのが面倒だったとか。幽霊を尾行するというアイデアは面白いが全体のまとまりが残念。台湾の女優がみんな素朴な美人なのが加点ポイント。


      100円
伊藤潤二の名作「うずまき」の実写化。不条理系のホラーは一歩まちがえるとコントになってしまう危険がある。この映画はコント側に2歩も3歩も踏み入れしまった。主役の女の子とそのボーイフレンド、大根にもほどがある。


      300円
わずか1時間の映画だったので見てみた。ヒロインがいくらなんでもブサイクすぎるだろう(ポスター左上)。長官の秘書がやたら美人で、どこかで見たと思ったら元特殊女優の穂花だったよ。