真冬のビデオまつり

今回は良作ぞろいの5本。
     
日本未公開ながらセンスの良さに感銘を受けた「ink」と同じ監督の作品。これもなかなかいい。どちらも低予算なのが見え見えなのだが、その中でベストの作品を作ろうという監督の気合いを感じる。誰かこの監督にもっと映画を作らせてあげて。ギャングの仲間から抜けたがっている男性と、救急救命士の女性の話が並行して進むが、男性は女性の物語を、女性は男性の物語をテレビドラマで見ている。まさにテレビを仲介とした「君の名は」。


     
バットマンジョージ・クルーニー、悪役はシュワルツェネッガー。3分の2まではバカバカしくてけっこう見るのがつらかった。クライマックスは盛り上がるよ。


     
幽霊が出るという家の調査のためにそこで一晩を明かすことになった若者たちに異変が起こる。もうこれだけの設定で何十本の映画が作られていることか。だがこの映画の捻り方が素晴らしい。終盤は悪魔は誰かというミステリーになっていて、どんでん返しがいくつも仕掛けられている。


     
戦争映画の傑作として有名な映画らしいね。時代はつい最近。内戦が拡大して少数民族に対するジェノサイドになっているソマリアに降り立ったアメリカの特殊部隊。政府の要人を拉致するだけの簡単な任務のはずだったが、建物からうじゃうじゃ現われる民兵、頼みの綱の軍用ヘリコプターのブラックホークRPG(ロシア製のロケットランチャー)で撃ち落とされてしまい事態はどん底に。実話らしいのだが、この映画を見て思うのがヘリコプターはロケットランチャーに無力、銃器は意外と命中しない。戦争になったときのために覚えておこう。


     
映画の存在は知っていたが初めて見た。2時間半の大作だが面白いじゃないか。速度を落とすと爆発するというアイデアキアヌ・リーブス主演の「スピード」が参考にしたらしい。1975年の映画だが、高倉健千葉真一はここより10年くらい後の方がかっこいい。宇津井健はこの時代が実にかっこいい。あとこの映画、
     
宇都宮雅代、藤田弓子、多岐川裕美お母様、志保美悦子が出ているじゃないか。
     
宇都宮雅代が美人だ。高倉健の別れた奥さん役。
     
藤田弓子はあまり変わらないね。
     
志保美悦子はわずか5秒。ファンが映画館に行ったら暴動を起こすレベル。
     
裕美お母様はわずか3秒。ファンが観に行ったら一揆を起こすレベル。しかし志保美悦子と多岐川裕美は1975年ならすでに人気女優になっていただろうに、よくこんなエキストラ並みの扱いで我慢したな。