炎の28番勝負ー9本目「オンリー・ザ・ブレイブ」

実話らしいが予備知識まったく無し。ポスターのコピーが「2013年アリゾナ。歴史に残る未曾有の巨大山火事にたった20人で立ち向かった男たちがいた」。そして別の映画を観たときにやっていた予告編で森林消防隊の話だというのは知っている。それとこのコピーだと、想像する物語は「ほかの消防隊がまにあわなくて、あるいは火で分断されてしまって主人公のチームが20人だけで消火活動を行い、見事に町を守った」と思うじゃん。そのつもりで観ていたからクライマックスでアレがナニしてその後で

     なんじゃこりゃ?!

この驚きって、伊坂幸太郎の小説とか、映画「シックスセンス」どころじゃないよ。生涯のナンバー1だよ。でもそれは私に予備知識が無かったからだけなんだよね。あとはそれを前提とした予兆とか演出が無いので、この意外性は悪い意外性じゃないのか。クライマックスで出てくる重要なアイテムがあって、映画の冒頭からそれが何度も出てきていたのが伏線だったのか。でも素人の目から見ても、あんなの役に立たないだろうと思ったらやっぱり役に立たなかったじゃないか。いやそんなはずはない。あのアイテムが役に立たないくらいの状況だったということなんだろうけど、せめてその説明が前の方であればまだ納得できたんだけどなあ。主人公の奥さんがジェニファー・コネリーそっくりのおばさんなんだけど
     
本人だったよ。