真夏の映画まつり「X-MEN アポカリプス」

X-MEN新三部作の最終話。もともとX-MENの三部作(ふつうのX-MEN)があって、若き日のプロフェッサー(ハゲ親父)の活躍を描く新三部作があって、その間にスピンアウト作品であるヒュー・ジャックマンウルヴァリンが2作だか3作あるという構成。新三部作の一作目のラストでプロフェッサーがなんで下半身不随になったかが出てきて、本作のラストでプロフェッサーがなんでスキンヘッドになったかがわかった。正義には犠牲が伴うのだ。X-MEN、とくに新三部作は絶対に70点以下ということはない。その代わり80点以上ということもない。前作でも出てきたサイボーグ009の加速装置みたいな能力の青年が爽快。本作ではミュータントの子どもたちが生活している屋敷が爆発する瞬間に全員を外に放り出すシーンが楽しい。あとウルヴァリンがちょっとだけ出てくるのも笑えた。敵の基地の中で5分くらいひとりで大暴れして外に逃げちゃった。アベンジャーズより新三部作の方が格段におもしろいのだが、これで終わりとは残念。